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山遊人の徒然日記

山と写真をこよなく愛するおじさんのブログです。 山行記録や旅日記また花の写真などを中心によしなし事を載せていきます。 同好の方がみえましたらお立ち寄り下さい。
No  559

南アルプスの鋭鋒:塩見岳(その1)

7月21日(木)~23日(土)

南アルプス:塩見岳(3052m)

登山教室などの皆さんと一緒に、2泊3日の予定で南アルプス中部にある百名山の塩見岳へ山行する。
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7月21日(木) 曇り

鳥倉林道駐車場~三伏峠小屋

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10人の参加で、朝6時半に集合し、2台の車に分乗して中央道を走る。
松川ICを出て天竜川を渡り、小渋ダム湖畔を東へ走る。
大鹿村でR152を右に折れ、少し先で左折れして鳥倉林道へ入る。
舗装されて走りやすい鳥倉林道を30分ほど登って、午前9時過ぎ駐車場へ着く。
現地の天気は、晴れており見上げれば稜線が見えている。
30台ほど停められる駐車場は80%ほどの混み具合である。
準備をして、9:25、ゲートを抜けて林道を登山口に向けて歩きだす。
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1時間弱歩き、10:05、鳥倉登山口へ着く。
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登山口までは、夏の登山期間中は松川ICまたは飯田線大島駅から1日2本バスも入っている。
登山口からカラマツ林の谷沿いの道を緩やかに登る。
豊口山の山腹を巻いて登り、11:30、豊口山とのコルへ着き、ここで昼食を食べる。
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コルから稜線を少し登った後、道は稜線北側の山腹を巻いて行く。
途中時々足場の悪い桟橋がかかっており注意して渡る。
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登り始めて3時間ほどで、現在は通行止めになっている塩川道との分岐に着く。
分岐から最後のジグザグ道を30分ほど登って、13:30、三伏峠へ着く。
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2日間宿泊する三伏峠小屋で宿泊手続きをして部屋へ入る。
我々だけで大きな部屋を閉めることが出来る。
少し休んだ後、空身ですぐ近くのお花畑まで行ってみる。
小屋の屋根越しに塩見岳が少し頭を覗かせている。
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塩見岳への道を左に分け、荒川三山方面への道を少し下る。
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三伏沢源流のお花畑に出ると、少し曇ってはいるが、眼前に明日登る塩見岳が大きく聳えている。
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シカの食害のためフェンスで囲まれ少し興ざめではあるが、お花畑の中には沢山の花々が花を咲かせている。
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階段状になった道を稜線まで登る。
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上の方にはマツムシソウの群落がある。
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南側が切れ落ちた稜線上に上ると、小河内岳から荒川三山方面の山々が望まれる。
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小屋に戻って夕食までの時間を思い思いに過ごす。
明日からは週末で小屋も混むらしいが、今日は比較的空いている。
この小屋の従業員さんは皆親切で接客態度には好感が持てる。
午後5時前食堂で夕食を食べた後、午後7時半の消灯までの時間を部屋で過ごす。
明日の塩見岳登頂に備え皆早めに布団に入る。
夜になり雨が降り出し、小屋のトタン屋根を激しくたたく音になかなか寝付かれない。
明日の天気を心配しながら就寝する。
山遊人

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No  558

中日新聞こどもウィークリーで山の日特集

「こどもウィークリー」山の日特集

中日新聞社発刊の「こどもウィークリー」(7月23日号)で、今年から新たな「国民の祝日」となった「山の日」特集記事が掲載されます。

こども向けの楽しい新聞ですので、読んでみてはいかがですか!!


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マスコットキャラクター「まなぶう」です。
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これからもよろしくね!
山遊人



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No  557

黒川遡行トレーニング山行

7月16日(土)

中央アルプス:摺古木岳(2169m)黒川右俣遡行

【天気】 曇り時々晴れ

山仲間2人と、先日行った摺古木山南の黒川右俣へ沢登りトレーニングに行く。
朝6時に出発し、大平宿から左へ折れ林道を走る。
林道はかなり荒れており、車の底を擦らないように細心の注意で走る。
途中のゲートロープを開け黒川出合の広場へ8時半ごろ着く。
8:45、準備をして入渓。
30分ほどで右俣最大の滝に到着する。
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自分が先に登り、ロープを出して他の二人を登らせる。
その後もいくつか滝が続き水しぶきを浴びながら気持ちいい遡行が続く。
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約3時間で登山道出合に出て沢を離れる。
沢靴のままで展望地、摺古木山と周り、午後3時前に駐車地点へ戻る。
前回の記憶どおり何とかコースを間違えずに遡行することができた。
山遊人

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No  556

初夏の表大雪と十勝連峰を歩く(その2)

7月9日(土) 晴れ

望岳台~十勝岳~美瑛岳~望岳台

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朝起きると今日もいい天気である。
朝5時半に宿を出て、望岳台に向けて車で出発する。
10分ほどで駐車場に着くと、すでにたくさんの車が駐車している。
準備を整え、5:50、十勝岳に向けて出発する。
標高差は1100mほどある。
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目の前には噴煙を上げる十勝岳が大きく立ちはだかる。
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溶岩が流れた跡の道を緩やかに登り、30分ほどで白銀荘から登ってくる道との合流点に出る。
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更に歩みを進め、7:05、台地上に建つ避難小屋に着く。
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ここから大きく左に回り込み、だんだんと急になるガラガラの道を登っていく。
8:35、急坂を登り切ると、左側に昭和火口が大きく口を開けた台地に出る。
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火口内には残雪があり、その縁を回って緩やかに登っていく。
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大正火口のあたりからは、まだ盛んに噴煙が噴きあがっている。
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更に急な坂を100mほど登り、十勝岳北西尾根の上に出る。
最後に山頂が見えるガラガラの道を登る。
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10:10、大勢の登山者で賑わう十勝岳山頂に着く。
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山頂で少し休憩をした後北東にある美瑛岳を目指す。
一旦少し下り、草木のほとんどない広い平原を行く。
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火山岩が細かく砕かれたザクザクの道を急激に下り、山腹につけられた緩やかな道を登る。
振り返ると斜面に面白い形をした雪形が残っている。
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このあたりからはまたチングルマなどの植物が多くなる。
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少し登って美瑛岳の火口を巻いていく道の鞍部に着く。
ここからは大きな火口を覗くことが出来、その向こうに端正な三角錐の形をした十勝岳が望まれる。
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道は火口の縁を巻きながら高度を上げていく。
時々爆発で削り取られ切り立った谷を覗き見ることができる。
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最後の急坂を登り切り、12:14、美瑛岳山頂に着く。
他のパーティーが1組憩っているだけで、十勝岳とは違って静かな山頂である。
山頂からは辿ってきた岩尾根が荒々しく見える。
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昼食を食べてゆっくりと休憩をした後下山にかかる。
西に延びる急な道を一気に下り、右手に美瑛富士への道を分け、さらに樹林帯の中の急坂を下って、13:35、ポンピ沢出合に着く。
ここで冷たい雪解け水で顔を洗う。
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飛び石伝いに対岸に渡り、もう一つ雪の残る沢を越えると、道は山腹を巻きながら緩やかに登り返す。
登り切った雲の平と呼ばれるあたりは、一面にエゾコザクラ?などの花が咲き乱れており、まさに楽園である。
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何度も尾根を巻きながら、徐々に下り、小沢を渡り、14:40、十勝岳への登山道に合流する。
この頃から十勝岳の中腹より上には雲がかかり出す。
十勝岳から下山してくる登山者と混じって長い緩やかな道を下り、15:15、望岳台の駐車場に降り立つ。
車に乗り込み白銀荘へ帰り、温泉に入って今日一日の汗を流した後部屋で休憩する。
最後の晩は、富良野の街の店で夕食を食べて充実した二日間の山行を振り返る。



7月10日(日) 曇り時々雨

今日は名古屋へ帰る日である。
3日間お世話になった白銀荘を午前9時に出る。
帰りは夕方7時過ぎの飛行機なので、時間があり途中で観光地に立ち寄る。
最初に美瑛の「拓真館」に立ち寄る。
ここは、美瑛の丘を美しい写真で最初に紹介した写真家「前田真三」氏の作品を鑑賞できる記念館である。
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鑑賞後、国道を占冠まで走り、占冠ICから高速道路に乗り、帯広郊外の「十勝千年の森」へ行く。
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ここは広大な森の中に、いろいろな自然のエリアが広がっている。
途中の道にもたくさんの花が咲いている。
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園内の食堂で昼食を食べていると雷雲が通って豪雨となる。
しばらく雨をやり過ごした後車に戻り、高速で千歳空港まで走る。
空港手前でレンタカーを返した後千歳空港へ戻る。
飛行機の出発まで夕食を食べたりしながら時間を過ごす。
午後7時過ぎの飛行機に乗り、中部空港へ午後9時半ごろ到着し、無事帰名する。



今回は昨年の幌尻岳に続く北海道山行であった。
大雪山系の最高峰旭岳と十勝連峰の十勝岳の二つの百名山を巡る山旅であった。
天気にも恵まれ、北の大地北海道の雄大な山々とたくさんの花々に癒された山旅でもあった。
山遊人

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No  555

初夏の表大雪と十勝連峰を歩く(その1)

7月7日(木)~10日(日)

旭岳(2290.9m)・黒岳(1984.4m)・十勝岳(2077m)・美瑛岳(2052.2m)

山仲間6人と一緒に、北海道大雪山系の旭岳と十勝連峰の十勝岳へ山行する。

7月7日(木)
 快晴

朝7:50発の飛行機で中部空港を飛びたち、新千歳空港へ9:35に着く。
予約してあったレンタカーで高速道路を占冠ICまで走る。
占冠から富良野を抜け、途中の「ファーム冨田」のラベンダー園に立ち寄る。
昨年も寄ったが、今年はちょうど満開の時期を迎えており、十勝連峰をバックに紫のラベンダーが美しい。
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途中の上富良野の「カンパーナ六花亭」で昼食を食べた後上富良野のスーパーで今晩の食料を調達する。
東へ走り十勝岳への登山口である望岳台へ行く。
途中の道路脇では何度もキタキツネを目にする。
望岳台からは噴煙を上げる十勝岳が目の前に聳えているのが見える。
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北には明日登る大雪山系の山々が残雪を頂いて見えている。
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望岳台から少し登った吹上温泉「白銀荘」へ午後5時前に着く。
昨年も泊まったが、町営の宿泊施設として人気が高く大勢の宿泊客がいる。
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2段ベッドの部屋で荷物を下ろした後すぐに温泉に入る。
熱過ぎるほどの湯が一日の疲れを癒してくれる。
今夜の夕食はスキヤキを中心としたものを作り、美味しくいただく。
明日からの山行に備え、早めにベッドに潜り込んで就寝する。



7月8日(金) 快晴

旭岳ロープウェイ~旭岳~北海岳~黒岳~層雲峡

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午前5時、準備をして外に出ると今日もいい天気である。
駐車場の上のテント場にはいくつかテントが張られ、その後ろには十勝連峰が朝の光にシルエットととなっている。
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旭岳ロープウェイ乗り場まで車を走らせる。
途中のコンビニで朝食と昼食を調達する。
6:20、ロープウェイ乗り場駐車場に着く。
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朝一番のロープウェイ(6:30発)に少し間に合わず、6:45発で姿見駅まで上がる。
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車窓からは明日登る十勝連邦が遠くに見えてくる。
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姿見駅に着くと、池には旭岳が影を映し、下から噴煙を上げて聳えているのが見える。
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7:10、旭岳へ向けて緩やかに登りだす。
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道の両側にはチングルマなどの花が一面に咲いている。
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姿見の池まで登ると、地獄谷のあちらこちらから噴煙が出ているのが間近に見える。
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池の上からは火山特有のゴロゴロ石の尾根道を登っていく。
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急な尾根を登ると頂上が近い。
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9:30、北海道の最高峰一等三角点の旭岳山頂に着く。
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大勢の登山者で賑わう山頂からは360度の大展望が広がる。
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(噴煙を上げる地獄谷)

眺望を堪能し、黒岳方面へ少し下っていくと、斜面一面にキバナシャクナゲが咲いている。
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途中まだ大きな雪田が残っており、その上を気持ちよく駆け下る。
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大きな火口湖の御鉢を巡り、松田岳を越す。
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更に北海岳へと緩やかに登り返す。
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このあたりもお花が多い。
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北海岳から雪が多く残る北海沢へと下る。
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北海沢を渡り、雪の上を再び少し登り返す。
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午後1時過ぎ黒岳石室の避難小屋へ着く。
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少し休んだ後、黒岳へと今日最後の坂を登る。
途中にはコマクサが少し咲いている。
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13:43、黒岳山頂に到着する。
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黒岳は北側が垂直の岩壁になっており、昨年暮れ世界的な女性登山家「谷口けい」さんがここで遭難され亡くなっている。
休憩後、急な道を層雲峡へと下山にかかる。
ここも途中には花が多い。
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(ミヤマキンポウゲ)

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(ハクサンイチゲ)

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(クロユリ)

北側斜面のためまだ所々に雪が残る歩きにくい急坂を下り、15:30、リフトの上部駅まで下山する。
ロープウェイ駅まで2人乗りのリフトで下る。
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下の駅で下りてロープウェイ駅まで少し歩く。
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柱状節理の岸壁を前に見ながら層雲峡温泉までロープウェイで下りる。
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業者に回送してもらっていた車のところまで層雲峡の旅館街を歩く。
午後4時過ぎ車に乗り込み、2時間ほどかけて白銀荘まで戻る。
温泉に入った後、途中で仕入れた冷やしラーメンで夕食を済ませる。
午後8時過ぎ、疲れて早めに就寝する。
山遊人

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