6月26日(日)揖斐高原:貝月山(1234.2m)山仲間3人と、伊吹山北の揖斐高原から登る貝月山へ山行する。

【天気】 曇り後時々晴れ
【コースタイム】ヒフミ新道登山口(8:18)→長者の里道分岐(9:20/9:25)→小貝月山(9:34)→貝月山(9:55/10:40)→長者の里道分岐(11:00)→ヒフミ新道登山口(11:50)
梅雨空が続いているが、束の間の晴れ間が期待されそうな一日である。
少し怪我をした仲間のリハビリを兼ねて、伊吹山地の北にある貝月山へ山行する。
貝月山は標高が1234並びの数字で知られている。
今回はいちばん簡単な揖斐高原スキー場の上まで車で行くことが出来るヒフミ道登山口から登る予定である。
6時半に名古屋を出て、東海北陸道の大垣西ICを出て、揖斐川町を経てR303を西進する。
久瀬ダムを越えるトンネルを出てすぐに左折れして揖斐川を渡り、日坂川に沿った揖斐高原への林道を走る。
20分ほどで揖斐高原のスキー場下にある栃の実荘へ着く。
栃の実荘で登山口までの案内図をもらい舗装された林道を登る。
8時ごろリフト上のヒフミ新道登山口駐車場に着く。
7、8台は停められそうな駐車場である。
ここはすでに800m近くあり、1時間半ほどで貝月山へ登ることができる。

準備をしている間に2台ほど車が上がってくる。
8:18、標識の建つ登山口から出発する。

尾根上の緩やかな道を登っていく。
10分ほどで第1リフトから登ってくる道を合わせる。
途中にはイワカガミの群生地の標識がある。

登るにつれ道端には紫色のコアジサイの花が沢山咲いている。

1時間ほどで長者の里から乗ってくる道の分岐に出る。

分岐から5分ほどで、小貝月山への案内看板が現れる。

1分ほどササをかき分けて登ると狭い小貝月山山頂に出る。
分岐まで引き返し少し行くと、左手に小さな水たまりの「江美の池」がある。

池に突き出た枝の先には白い泡状のモリアオガエルの卵が沢山ぶら下がっている。

池から少し行き、ブナの林を抜け、9:55、貝月山山頂に着く。

二等三角点の山頂には展望台が作られている。

広い山頂にはベンチもあり、そこでゆっくりと休憩をする。

休憩後展望台に上ると、ややガスが切れ始め能郷白山方面がぼんやりと見えてくる。
天気が良ければ、御嶽山や白山なども見えるということである。

コーヒーを飲みながらゆっくりと休憩をし、10:40、下山にかかる。
段々とガスが切れ出し、周囲の山々が見えてくる。

ヤマボウシやササユリの花が咲く気持ちのいい尾根道を下る。


1時間10分ほど下り、11:50、駐車場へ下りてくる。
ツーリングのバイクも何台か上がってきている。
国道まで下り、「藤橋の湯」の日帰り温泉で汗を流した後名神道を走り、午後3時過ぎ名古屋へ帰る。
もう少し晴れることを期待していたが、あいにく登っていく途中はガスがかかり展望はほとんどきかなかった。
しかし、雨にはならず、おかげで下界の暑さを忘れて涼しい山行が出来た。
登山道はよく手入れされており、急な坂もなく、のんびりとした山行にはいい山であった。
山遊人