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ニッコウキスゲ満開の赤兎山
2016/06/28(Tue)
6月27日(月)

加越山地:赤兎山(1628m)

所属支部の山行で、福井県奥越の赤兎山へ山行する。
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【天気】 快晴

【コースタイム】
駐車場(9:40)~小原峠(10:20/10:25)~大舟分岐(10:50/10:52)~赤兎山(11:05/11:09)~避難小屋(11:30/12:00)~赤兎山(12:21/12:24)~大舟分岐(12:34)~小原峠(12:51/12:55)~駐車場(13:25)



梅雨の晴れ間の絶好の日和となる。
事前の計画では鳩ヶ湯から上る予定でいたが、大人数では時間がかかり過ぎるなどの理由で小原峠からのコースに変更する。
9名の参加者を得て、午前6時半に集合し、車2台に分乗して東海北陸道白鳥ICを出てR158を走る。
大野市で右折れして勝山市を抜けてR157を北上する。
小原で右折れして小原林道(一人300円)を走って、午前9時半前林道終点の駐車場へ着く。
平日だというのに駐車場はほぼ満車状態でビックリ!!
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準備を整え、9:40、登山口から小原峠に向けて登り始める。
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ブナ林の中の谷に沿った道を緩やかに登っていく。
40分ほど登り、9:20、小原峠に着く。
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峠から右に折れ赤兎山を目指す。
雨の後でぬかるんだ急な道を登り、11:05、赤兎山山頂へ着く。
山頂からは360度の展望が広がる。
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(白山連峰)

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(すぐ隣の大長山)

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(経ヶ岳)

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(荒島岳)

すでにトンボがたくさん飛んでいる。
山頂で記念撮影をする。
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休憩後、少し下って赤兎平の避難小屋を目指す。
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先週はチラホラとしか咲いていなかったニッコウキスゲが沢山咲いている。
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特に湿原のあたりはほぼ満開である。
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ニッコウキスゲ咲く木道の先に赤い屋根の避難小屋が近い。
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湿原に突き出た枝先にはモリアオガエルの卵も見られる。
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花を見ながら避難小屋を目指して行く。
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小屋の前は大勢の人で一杯なので、少し先の展望地へ行く。
眼前に白山連峰を見ながら昼食タイムを取る。
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小屋の裏の斜面にもニッコウキスゲが一面に咲いている。
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12:00、昼食を終え下山にかかる。
赤兎山山頂まで戻り、一気に小原峠まで下り、13:25、駐車場へ戻ってくる。

小原林道を下り、勝山市の手前の「勝山温泉センター芭蕉の湯」で汗を流す。
勝山市、大野市を経て、白鳥ICで東海北陸道に乗り、午後6時半過ぎ名古屋へ帰る。



急遽小原峠からのコースに変更した今年3回目の赤兎山山行であった。
梅雨の合間の素晴らしい晴天に恵まれ、また、ちょうどニッコウキスゲも満開の時期を迎えており、ゆっくりと景色を楽しみながらの山行であった。
山遊人

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のんびりとした山行が出来た貝月山
2016/06/26(Sun)
6月26日(日)

揖斐高原:貝月山(1234.2m)

山仲間3人と、伊吹山北の揖斐高原から登る貝月山へ山行する。
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【天気】 曇り後時々晴れ

【コースタイム】
ヒフミ新道登山口(8:18)→長者の里道分岐(9:20/9:25)→小貝月山(9:34)→貝月山(9:55/10:40)→長者の里道分岐(11:00)→ヒフミ新道登山口(11:50)



梅雨空が続いているが、束の間の晴れ間が期待されそうな一日である。
少し怪我をした仲間のリハビリを兼ねて、伊吹山地の北にある貝月山へ山行する。
貝月山は標高が1234並びの数字で知られている。
今回はいちばん簡単な揖斐高原スキー場の上まで車で行くことが出来るヒフミ道登山口から登る予定である。
6時半に名古屋を出て、東海北陸道の大垣西ICを出て、揖斐川町を経てR303を西進する。
久瀬ダムを越えるトンネルを出てすぐに左折れして揖斐川を渡り、日坂川に沿った揖斐高原への林道を走る。
20分ほどで揖斐高原のスキー場下にある栃の実荘へ着く。
栃の実荘で登山口までの案内図をもらい舗装された林道を登る。
8時ごろリフト上のヒフミ新道登山口駐車場に着く。
7、8台は停められそうな駐車場である。
ここはすでに800m近くあり、1時間半ほどで貝月山へ登ることができる。
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準備をしている間に2台ほど車が上がってくる。
8:18、標識の建つ登山口から出発する。
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尾根上の緩やかな道を登っていく。
10分ほどで第1リフトから登ってくる道を合わせる。
途中にはイワカガミの群生地の標識がある。
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登るにつれ道端には紫色のコアジサイの花が沢山咲いている。
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1時間ほどで長者の里から乗ってくる道の分岐に出る。
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分岐から5分ほどで、小貝月山への案内看板が現れる。
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1分ほどササをかき分けて登ると狭い小貝月山山頂に出る。
分岐まで引き返し少し行くと、左手に小さな水たまりの「江美の池」がある。
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池に突き出た枝の先には白い泡状のモリアオガエルの卵が沢山ぶら下がっている。
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池から少し行き、ブナの林を抜け、9:55、貝月山山頂に着く。
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二等三角点の山頂には展望台が作られている。
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広い山頂にはベンチもあり、そこでゆっくりと休憩をする。
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休憩後展望台に上ると、ややガスが切れ始め能郷白山方面がぼんやりと見えてくる。
天気が良ければ、御嶽山や白山なども見えるということである。
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コーヒーを飲みながらゆっくりと休憩をし、10:40、下山にかかる。
段々とガスが切れ出し、周囲の山々が見えてくる。
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ヤマボウシやササユリの花が咲く気持ちのいい尾根道を下る。
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1時間10分ほど下り、11:50、駐車場へ下りてくる。
ツーリングのバイクも何台か上がってきている。

国道まで下り、「藤橋の湯」の日帰り温泉で汗を流した後名神道を走り、午後3時過ぎ名古屋へ帰る。



もう少し晴れることを期待していたが、あいにく登っていく途中はガスがかかり展望はほとんどきかなかった。
しかし、雨にはならず、おかげで下界の暑さを忘れて涼しい山行が出来た。
登山道はよく手入れされており、急な坂もなく、のんびりとした山行にはいい山であった。
山遊人

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梅雨の晴れ間の赤兎山
2016/06/21(Tue)
6月20日(月)

奥越:赤兎山(1628m)


登山教室の有志の方々5人と、奥越の赤兎山へ山行する。
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【天気】 曇り時々晴れ

【コースタイム】
鳩ヶ湯(9:05)→登山口(9:45)→たんどう谷出合(11:05)→奥ノ塚峠(12:20)→赤兎山(14:05/14:30)→奥ノ塚峠(15:28)→たんどう谷出合(16:20)→登山口(17:43)→鳩ヶ湯(18:10)



朝6時半に集合して、2台の車に分乗し、東海北陸道を走り、白鳥ICで出て、R158を西へ走る。
前日夜まで雨が降っていたが、今日一日は何とかもちそうな予報が出ている。
勝原を右折して、打波川に沿った林道を走り、午前9時前に鳩ヶ湯に着く。
鳩ヶ湯は、ちょうど本館の建築中である。
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9:05、準備をし橋を渡って左手の長い赤い階段を登る。
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すぐに林道に出て、3回ほどジグザグを切って登り、9:45、登山口に着く。
右手の示導標から急坂を登りだす。
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2度ほど林道を横切り、ベンチのある広場で休憩する。
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このあたりではササユリの花がここかしこに見られる。
左側が切れ落ちた細い道を山腹を高巻いて行き、11:05、たんどう谷出合に出る。
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水量は前回来た時よりは少なく、飛び石伝いに対岸へ渡る。
ここから急登が始まり、小さな滝やワサビ田を通って、尾根上に出る。
お昼頃ベンチのある広場で休憩する。
このあたりではホウバの木が白い大きな花を付けている。
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休憩後100mほど急坂を登り、奥ノ塚峠へ出る。
素晴らしいブナ林の続く赤兎山南尾根を緩やかに登っていく。
途中P1351のあたりで昼食を食べる。
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昼食後、ナナカマドなどの灌木が多い道を行く。
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ゴゼンタチバナが咲く最後の坂を登って、14:05、赤兎山山頂に立つ。
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他に誰もいない山頂で記念撮影。
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残念ながら白山方面や経ヶ岳方面には雲がかかりハッキリとは見えない。
少し先の赤兎平の避難小屋を見下ろせるところで休憩をする。
このあたりではニッコウキスゲが咲き出している。
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時間も遅いので、赤兎平を避難小屋まで行くのは中止し、14:30、下山にかかる。
登ってきた道を下り、午後4時過ぎたんどう谷出合に出る。
谷を渡るときに飛び石の上で足を滑らしてドボンをしてしまい、スマホとカメラを濡らしてしまう。
すぐに乾いた布で拭くも動かない。
またまた買い替えか?と心配になる。
登ってきた道を下り、予定より1時間以上遅れて、午後6時過ぎ鳩ヶ湯へ降り立つ。
すぐにスマホに電源を入れると動き出しホッとする。

鳩ヶ湯温泉は午後5時までしか入れないので、平成の湯に入り汗を流す。
途中のSAで夕食を食べ、午後10時過ぎ名古屋へ帰る。



1月前に来た時よりも草が茂っており、また、一日前に雨が降ったためトラバース道は滑りやすく神経を使って歩いた。
そのため登りに5時間かかったが、全員無事山頂に立つことが出来た。
山頂からの眺望があまりなかったのは残念であったが、途中一人の登山者とも会うこともなく梅雨の晴れ間の静かな山行が出来た。
山遊人

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成瀬陽一氏講演会
2016/06/19(Sun)
6月18日(土)

成瀬陽一氏講演会開かれる

1.テーマ:「俺は沢ヤだ」 ~沢登りの地平を拓く 技術と安全~
2.日 時:平成28年6月18日(土) 午後4時~午後6時
3.会 場:日本山岳会東海支部ルーム

技術向上の一環として、沢登りの第一人者「成瀬陽一」氏をお招きして講演会が開催された。
支部員、支部友会員を中心に40名ほどの参加者があった。

初めてお会いしたが、気軽にお話をすることが出来る飾らないお人柄には好感が持てた。
つい最近帰国されたばかりのタヒチ島での沢登り速報では、火山島特有の大滝群との出会いや蚊の大群に苦労した話があった。
次に、氏の沢登りとの出会いに始まり、今までの沢登りで遭遇した様々なリスク経験などについて話された。
そして、日本の代表的な美しき渓谷群の紹介は、これから沢登りをしてみようという若い人たちにとって興味をそそられる話であった。
最後に、数年前にNHKテレビでも放映された日本でも屈指の困難な谷と言われる称名滝と称名廊下の探査をした時の苦労話などをされ、聴衆からのいろいろな質問に答えられていた。
また、成瀬氏は、高等学校の教員として沢登りなどの自然体験を通じて生徒たちと真正面から向き合われているとお聞きしている。
氏の日本の美しき沢に対する深い愛情や、未知のものへの飽くなき探求心などが感じられた有意義な講演会であった。

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     (成瀬氏の著書)

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(称名廊下の詳細な遡行図)

山遊人

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成瀬陽一氏講演会案内
2016/06/17(Fri)
6月17日(金)

日本における沢登りのエキスパート「成瀬陽一氏」講演会

日 時:平成28年6月18日(土) 午後4時~午後6時

場 所:日本山岳会東海支部ルーム
      名古屋市中区富士見町8-8 OMCビル地下1階

支部員、支部友会員の方は是非聞きに来てください!


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山遊人
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