春の花咲く鈴鹿最深部の山
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2016/04/19(Tue)
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4月18日(月)
鈴鹿:イブネ(1160m)・クラシ(1145m) 下見を兼ねて、鈴鹿の奥座敷イブネ・クラシ方面へ山行する。 ![]() イブネトラック ![]() 【天気】 曇り時々雨 【コースタイム】 朝明(7:53)→中峠(9:03)→大瀞(9:35/10:00)→オゾ谷出合(10:23)→ワサビ峠(11:19)→ジャンダルム(12:14)→クラシ(12:30)→イブネ(12:49/13:13)→千草街道出合(13:41)→コクイ谷出合(14:12)→根の平峠(15:00)→朝明(15:58) 10名の参加を得て、朝6時半に集合し、朝明へ7時半過ぎに着く。 現地の天候は、時々は青空も見えるが、曇りがちの天気である。 今日は長時間の山行となるので、体操で身体をしっかりとほぐす。 ![]() 準備を整え、7:53、中峠に向けて出発する。 ![]() 途中で見上げる国見尾根等の山腹をピンクの花が点々と彩っている。 ひょっとしてアカヤシオ?(少し早い気もするが) 1時間ちょっと歩き、9:03、中峠に出る。 稜線に出ると結構冷たい風が吹いている。 峠から下水晶谷を下り、9時半ごろ愛知川の大瀞下に出る。 昨日相当雨が降ったせいか、いつもより水嵩が増え、対岸へ飛び石伝いに渡ることが出来ない。 ロープを張り、靴を脱いで渡ることにする。 まだ水はかなり冷たく、長いこと膝あたりまで使っているとしびれてくるほどである。 慎重にロープに捕まりながら全員無事渡り終える。 ![]() 対岸に渡り、足を乾かした後靴を履き直す。 ![]() ここで30分近く時間をロスしたので先を急ぐ。 愛知川沿いの道を行き、10:23、オゾ谷出合へ着く。 ![]() 薄い踏み跡を頼りにオゾ谷を遡る。 途中クラシへ直接登るルートを左に分け、ロープの張られた最後の急坂を登って、11:19、ワサビ峠に着く。 ![]() 峠から左に折れクラシ北尾根を登っていく。 途中イワウチワの花が所々で咲いている。 ![]() あと1週間もすれば沢山咲いているだろう。 ![]() ヤセ尾根を注意して通過し、鈴鹿のジャンダルムと言われる岩峰を越えるとやっとなだらかになる。 イブネから続く台地上に出て、左に少し入り、12:30、クラシ山頂に着く。 ![]() クラシからイブネにかけての苔の生えた広い稜線をのんびりと行く。 ![]() イブネ北端を経て、午後1時前、イブネ山頂に着く。 風を避けて、少し下がった斜面の木の陰で昼食とする。 ![]() 昼食後、13:13、下山にかかる。 いつものごとくイブネ南尾根を直接下る。 最近は、このルートも結構人が入るようになったのか、途中いくつも赤テープが着けられている。 道迷い防止のために赤テープや布を付けたときは、自分ではがしていって欲しいものである。 30分ほどで杉峠から降りてくる千草街道出合に着く。 千草街道を下り、コクイ谷出合で愛知川を渡り、上水晶谷を経て、15:00、根の平峠に着く。 ![]() 根の平峠から伊勢谷を下る。 途中2、3本のアカヤシオが満開になっているのに遭遇する。 例年ならば5月の連休前後が見ごろであるが、今年は暖冬の影響か少し早いような気がする。 ![]() 出発して約8時間たった午後4時前朝明の駐車場へ帰り着く。 帰りに、湯の山温泉で汗を流し、途中で夕食を食べ、東名阪道を走り、午後7時半過ぎ名古屋へ帰る。 今日の山行は、静かな鈴鹿最深部の山々の春の訪れを体感できた山行であった。 雲の多い天気であったが、参加された皆さんいろいろなことを体験できた山行であったのではないかと思う。 山遊人 |
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