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ガスかかる霊仙山
2016/04/28(Thu)
4月27日(水)

鈴鹿山系:霊仙山(1083.5m)

登山教室で、鈴鹿北部の霊仙山へ山行する。
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 霊仙山トラック

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【天気】 曇り(稜線上はガス)

【コースタイム】
榑ヶ畑登山口(7:55/8:10)~汗拭峠(8:30)~見晴台(9:04/9:09)~お猿岩(9:33/9:41)~霊仙山(10:15/10:20)~最高点(10:31)~避難小屋(10:55/11:30)~お猿岩(12:00)~見晴台(12:13/12:18)~汗拭峠(12:35)~榑ヶ畑登山口(12:50/13:10)



低気圧が西から近づいてきており、午後遅くには雨が降る予報が出ている。
受講生11名、指導員4名の参加で、6:40、名古屋を出発する。
名神道を走り、米原ICを出て、醒ヶ井養鱒場奥の林道を走り、榑ヶ畑へ午前8時前に着く。
現地は曇りがちの天気である。
準備を整え、7:55、汗拭峠に向けて出発する。
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20分ほどで峠に出て、左に折れて新緑が美しい尾根を行く。
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9:04、北側が開けた見晴台に着く。
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見晴台から急坂を登り、9:33、霊仙山の台地端のお猿岩に着く。
風が強く、防風着を着る。
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ガスがかかり、周囲は見通せないなか霊仙山を目指す。
10:15、霊仙山山頂に着く。
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風が強く長いことはいられないので、写真だけ撮って、最高点に行く。
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経塚山を経て少し下がった所にある避難小屋へ行く。
風を避けて避難小屋の中で昼食を食べる。
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昼食後、小屋の外へ出ると益々風が強く、少し雨も降りだしてきたので雨具を着る。
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経塚山へ登り返し、カルスト台地の中の道を行く。
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お虎ヶ池の横を通り緩やかに下って行く。
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お猿岩から少し下がると風もなくなる。
1時間ほど下って、12:50、榑ヶ畑の登山口に降り立つ。
待っていたバスに乗り、彦根の「かんぽの宿」の展望風呂に入り帰途に着く。
雨が降り出した中を名神道を走り、午後4時ごろ名古屋へ帰る。



雨で2週間延期になり、フクジュソウの時期を過ぎてしまい少し残念であった。
山頂付近はガスがかかり、ほとんど視界のきかない中での山行であった。
風対策や地形図とコンパスを利用しての方向確認などのトレーニングにはなった山行であった。
山遊人

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アカヤシオ満開!:鎌ヶ岳
2016/04/25(Mon)
 4月24日(日)

鈴鹿山系:鎌ヶ岳(1161m)

アカヤシオの花を見に山仲間と鈴鹿の鎌ヶ岳へ山行する。
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 鎌ヶ岳トラック

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【天気】 晴れ

【コースタイム】
裏道登山口駐車場(6:25)→三岳寺(6:45)→湯の峰(7:43)→雲母峰分岐(8:41)→カズラ谷道分岐(8:56)→岳峠(9:15/9:23)→鎌ヶ岳(9:35/9:57)→武平峠(10:46)→中道登山口(11:35)→駐車場(11:50)



晴天が予想され、鈴鹿の御在所岳周辺のアカヤシオがいいらしいという情報を得て出かける。
午前5時半前に名古屋を出発し、鈴鹿スカイラインの裏道登山口駐車場に6時過ぎに着く。
既に満車状態で路肩にも何台か停まっている。
何とか空きスペースを見つけて駐車する。
今日は、登ったことのない「馬の背尾根」から鎌ヶ岳へ登る予定である。
橋をくぐって裏道を少し下り、蒼滝の上から温泉街の道路に出て、旅館「寿亭」の裏を通り、僧兵祭りで有名な三岳(嶽)寺へ着く。
三岳寺は、伝教大師建立と伝えられる天台宗の古刹で、毎年10月には「僧兵まつり」が行われる。
寺は織田信長の軍勢により灰燼と化したが、そのときに戦った僧兵の姿で「火炎みこし」を担いで練り歩く勇壮な火祭りと知られている。
この寺は、現在では縁結びの寺として有名である。
路肩に祀られた三十三観音巡りの参道を登り、途中湯の山温泉の湯元を過ぎ、展望台のある馬の背尾根登山口に着く。
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途中には、イワカガミやヤマツツジがきれいに咲いている。
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300mほど急な尾根を登り、湯の峰に着く。
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右手が開けて御在所岳が見えてくる。
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花崗岩の気持ちのいい尾根を登っていくと、徐々に満開の花をつけたアカヤシオが現れる。
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緑の新緑にピンクの花が映えて美しい。
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更に登っていくと鎌ヶ岳が顔を表す。
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雲母峰への分岐を過ぎると白ハゲの岩肌にアカヤシオのピンクがきれいである。
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久し振りにアカヤシオの満開の時期に遭遇し、どちらを見てもアカヤシオだらけである。
急な尾根道を行き、午前9時前、宮妻峡から登ってくるカズラ谷道との分岐に出る。
分岐から尾根道を登り、岳峠を経て、9:35、鎌ヶ岳山頂に着く。
武平峠から登ってきた大勢の登山者が憩う山頂でゆっくりと休憩をする。
休憩後武平峠へのガレた尾根道を下る。
長石尾根を下る予定であったが、下り口を見逃してしまい武平峠へと下る。
途中で振り仰ぐと鎌ヶ岳の山腹がアカヤシオに彩られている。
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まさに全山アカヤシオのピンクに包まれている。
これほどの満開の時期にあたったのは初めてである。
御在所や国見岳のアカヤシオも素晴らしいが、鎌ヶ岳もこんなに多いとは今まで知らなかった。
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アカヤシオに興奮しながらゆっくりと武平峠まで下る。
峠からはスカイラインに沿った登山道をのんびりと下り、中道登山口の手前で車道に出る。
車道の路肩に異常なほどの駐車がしてある道を15分ほど歩き、12時前駐車場へと戻る。

帰りに湯の山の日帰り温泉にゆっくりとつかり、午後2時過ぎ名古屋へ帰る。



今年は暖冬のため鈴鹿のアカヤシオも10日以上は早く満開の時期を迎えている。
ちょうど絶好の時期にあたり、満開のアカヤシオの花の中を楽しく歩くことが出来た山行であった。

山遊人


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何度行っても気持ちいい:イブネ平原台地
2016/04/24(Sun)
4月23日(土)

鈴鹿山系:イブネ(1160m)・クラシ(1145m)

18日に引き続き、所属山岳会で行われたイブネ・クラシ山行に参加する。
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(途中で電池が切れました)

【天気】 晴れ

【コースタイム】
朝明(8:00)→根の平峠(9:06/9:15)→愛知川出合タケ谷(9:30/9:45)→オゾ谷出合(10:09/10:17)→ワサビ峠(11:11/11:16)→クラシ(12:21)→イブネ(12:40/13:10)→コクイ谷出合(14:15)→根の平峠(15:00)→朝明(15:50)



朝7時前に出発し、朝明へ午前8時前に着く。
土曜日のためか、すでに駐車場は満車状態である。
準備を整えて、8:00、出発する。
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2日前に雨が降り、大瀞の渡渉に苦労すると予想し、今回はタケ谷を下ることにする。
約1時間の登りで根の平峠に着く。
峠からタケ谷を下り、9:30、愛知川出合に着く。
やはり水嵩が多く、靴を脱いで渡渉する。(ロープを張るほどではない)
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愛知川左岸を行き、10時過ぎ、オゾ谷出合に着く。
オゾ谷を遡り、10:11、ワサビ峠に着く。
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峠からクラシ北尾根を登っていく。
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少し登ると鈴鹿のジャンダルムの岩峰が見えてくる。
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このあたりでは5日前に比べてイワウチワが満開状態である。
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足元のイワウチワを見ながら急坂を登る。
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峠から1時間ほどでクラシ山頂に着く。
クラシから苔の台地を歩いて、12:40、イブネに着き、ここで昼食を食べる。
昼食後、イブネ南尾根を下り、千種街道へ下りる。
千種街道を歩き、コクイ谷出合を通り、根の平峠まで登り返す。
峠から伊勢谷を下り、午後4時前朝明へ下る。

いい天気に恵まれ、水温む愛知川を渡り、イブネの平原台地をのんびりと歩くことが出来た山行であった。
山遊人

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春の花咲く鈴鹿最深部の山
2016/04/19(Tue)
4月18日(月)

鈴鹿:イブネ(1160m)・クラシ(1145m)

下見を兼ねて、鈴鹿の奥座敷イブネ・クラシ方面へ山行する。
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 イブネトラック

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【天気】 曇り時々雨

【コースタイム】
朝明(7:53)→中峠(9:03)→大瀞(9:35/10:00)→オゾ谷出合(10:23)→ワサビ峠(11:19)→ジャンダルム(12:14)→クラシ(12:30)→イブネ(12:49/13:13)→千草街道出合(13:41)→コクイ谷出合(14:12)→根の平峠(15:00)→朝明(15:58)



10名の参加を得て、朝6時半に集合し、朝明へ7時半過ぎに着く。
現地の天候は、時々は青空も見えるが、曇りがちの天気である。
今日は長時間の山行となるので、体操で身体をしっかりとほぐす。
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準備を整え、7:53、中峠に向けて出発する。
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途中で見上げる国見尾根等の山腹をピンクの花が点々と彩っている。
ひょっとしてアカヤシオ?(少し早い気もするが)
1時間ちょっと歩き、9:03、中峠に出る。
稜線に出ると結構冷たい風が吹いている。
峠から下水晶谷を下り、9時半ごろ愛知川の大瀞下に出る。
昨日相当雨が降ったせいか、いつもより水嵩が増え、対岸へ飛び石伝いに渡ることが出来ない。
ロープを張り、靴を脱いで渡ることにする。
まだ水はかなり冷たく、長いこと膝あたりまで使っているとしびれてくるほどである。
慎重にロープに捕まりながら全員無事渡り終える。
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対岸に渡り、足を乾かした後靴を履き直す。
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ここで30分近く時間をロスしたので先を急ぐ。
愛知川沿いの道を行き、10:23、オゾ谷出合へ着く。
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薄い踏み跡を頼りにオゾ谷を遡る。
途中クラシへ直接登るルートを左に分け、ロープの張られた最後の急坂を登って、11:19、ワサビ峠に着く。
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峠から左に折れクラシ北尾根を登っていく。
途中イワウチワの花が所々で咲いている。
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あと1週間もすれば沢山咲いているだろう。
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ヤセ尾根を注意して通過し、鈴鹿のジャンダルムと言われる岩峰を越えるとやっとなだらかになる。
イブネから続く台地上に出て、左に少し入り、12:30、クラシ山頂に着く。
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クラシからイブネにかけての苔の生えた広い稜線をのんびりと行く。
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イブネ北端を経て、午後1時前、イブネ山頂に着く。
風を避けて、少し下がった斜面の木の陰で昼食とする。
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昼食後、13:13、下山にかかる。
いつものごとくイブネ南尾根を直接下る。
最近は、このルートも結構人が入るようになったのか、途中いくつも赤テープが着けられている。
道迷い防止のために赤テープや布を付けたときは、自分ではがしていって欲しいものである。
30分ほどで杉峠から降りてくる千草街道出合に着く。
千草街道を下り、コクイ谷出合で愛知川を渡り、上水晶谷を経て、15:00、根の平峠に着く。
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根の平峠から伊勢谷を下る。
途中2、3本のアカヤシオが満開になっているのに遭遇する。
例年ならば5月の連休前後が見ごろであるが、今年は暖冬の影響か少し早いような気がする。
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出発して約8時間たった午後4時前朝明の駐車場へ帰り着く。

帰りに、湯の山温泉で汗を流し、途中で夕食を食べ、東名阪道を走り、午後7時半過ぎ名古屋へ帰る。



今日の山行は、静かな鈴鹿最深部の山々の春の訪れを体感できた山行であった。
雲の多い天気であったが、参加された皆さんいろいろなことを体験できた山行であったのではないかと思う。
山遊人


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名残のフクジュソウ:霊仙山
2016/04/11(Mon)
4月10日(日)

鈴鹿:霊仙山(1094m)

下見を兼ねて鈴鹿の霊仙山に山行する。
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 霊仙山トラック

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【天気】 薄曇り

【コースタイム】
榑ヶ畑駐車場(7:15)→汗拭峠((7:35)→落合集落(8:06)→今畑登山口(8:12)→笹峠(8:58)→近江展望台(9:55/10:00)→霊仙山最高点(10:38)→霊仙山(10:50/11:25)→お猿岩(11:48)→展望台(12:02/12:07)→汗拭峠(12:25)→榑ヶ畑駐車場(12:40)



朝6時に出発し、名神道の米原ICを出て、醒ヶ井養鱒場を経て榑ヶ畑登山口へ午前7時過ぎに着く。
日曜日のためか、すでに登山口の駐車場は満車状態で、路肩にもたくさん停まっている。
この山の人気の高さが伺われる。
何とか路肩に空きスペースを見つけて駐車する。
7:15、登山口を出発し、20分ほどで榑ヶ畑の廃村を経て汗拭峠へ出る。
今日は南西尾根のフクジュソウの状態を見るため、峠から大洞谷へ下り、8:12、今畑の登山口へ着く。
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急坂を登り廃村へ出ると、一輪だけ名残のフクジュソウが咲いている。
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尾根へ出て、笹峠から南西尾根を登りだす。
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石灰岩の中の急登が続く。
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40分ほど急坂を登り、9:55、近江展望台に着く。
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先方に霊仙を望みながら、石灰岩がゴロゴロする尾根道を行く。
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最盛期にはここらあたりから登山道脇にフクジュソウが見られるのだが?
今年は暖かかったためか、すでに花は終わっており一輪も見ることが出来ない。
諦めかけて先へ行きいつもたくさんの花が見られる林の中を覗くと、黄色いフクジュソウの群落が目に飛び込んでくる。
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少し散り始めてはいるが、健気にも何とか残って待っていてくれる。
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明後日の教室山行の日までは何とか見られそうである。
写真に収めた後尾根を行き、10:38、霊仙山最高点に出る。
最高点から三角点のある霊仙山へいくと、大勢の登山者が憩っている。
帰りは経塚山をショートカットし、お猿岩までのんびりと下る。
お猿岩からは一気に駆け下り、6合目展望台を経て、12:40、榑ヶ畑登山口へ戻る。



明後日の教室山行で、フクジュソウが見られること期待したい。
山遊人

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