fc2ブログ
春霞の納古山
2016/02/29(Mon)
2月28日(日)

美濃中西部:納古山(のこやま)(633m)

山仲間2人と、岐阜県七宗町にある納古山へ山行する。
nokoyamamap_201602290711352dd.jpg
 納古山トラック

nokoyama.jpg

【天気】 晴れ

【コースタイム】
第1駐車場(8:05)→中級コース登山口(8:20)→大岩(8:55)→納古山(9:25/10:20)→林道出合(11:13)→第1駐車場(11:33)



風もない暖かな日である。
昨年末に足を骨折した山仲間が、何とか歩けるようになったので、トレーニングを兼ねた山行である。
朝7時前に名古屋を出発し、R41号を走り、JR上麻生駅手前で左に折れて木和谷林道を5分ほど走る。
まだ奥にも駐車場はあるが、今日は時間もあるので一番手前の第1駐車場に車を停める。
8:05に出発し10分ほど林道を歩いて左に折れ、中級コース登山口から登りだす。
谷に沿った道を30分ほど登り、塩の道を合わせて尾根の急登となる。
途中岩場が2ヶ所ほど現れる。
DSC04114.jpg

左から初級コースを合わせ、9:25、納古山山頂に着く。
DSC04116.jpg

まだ時間が早いのか山頂には1組の登山者がいるだけである。
残念ながら春霞がかかり、山頂からの展望はあまりきかない。
DSC04119.jpg

よくよく目を凝らすと、遠く薄っすらと御岳山や白山が白く見える。
DSC04118.jpg

あまりに暖かな天気なので、おでんなどを食べて山頂でゆっくりとする。
その間に次々と登山者が登ってくる。
1時間近く休んだ後、10:20、下山にかかる。
帰りは初級コースを下る。
尾根に沿った杉林の中の単調な道を下り、途中から右に折れて谷へ入る。
山頂から1時間弱で林道へ出る。
DSC04120.jpg

林道をのんびりと下り、11:33、第1駐車場へ戻る。

帰りに「昭和村」にある日帰り温泉で汗を流した後、R41号を走り午後2時ごろ帰名する。



今日は春が来たような暖かな陽気の中、のんびりと里山歩きを楽しんだ。
山頂からの眺望で知られる納古山は、ふらりと出かけるにはいい山である。
山遊人

この記事のURL | 山行 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
霧氷と富士山:真富士山
2016/02/26(Fri)
2月25日(木)

安倍東山稜:真富士山(1401.4m)


登山教室の方々3人と一緒に、静岡県の安倍川東にある真富士山へ山行する。
   mafujiyamamap.jpg
   真富士山トラック

mafujiyama.jpg


【天気】 晴れ時々曇り

【コースタイム】
第3登山口(9:20)→ヲイ平(10:10)→第1真富士山(11:05/11:25)→真富士峠(11:38)→第2真富士山(12:15)→真富士峠(12:53)→ヲイ平(13:10)→第3登山口(13:48)



朝6:40に集合し、新東名を走り、新静岡ICを降りて安倍川に沿って北上する。
平野の集落で右折れして林道を走り、午前9時過ぎ真富士山第3登山口にある駐車場へ着く。
他に1台地元の車が停まっているだけである。
現地では、今朝方少し雪が降ったようで、周囲の山々の上の方が白くなっている。
9:20、準備をして登山口を出発する。
DSC04071.jpg

杉林の山腹に沿って登っていく。
途中から道に薄っすらと雪が現れる。
30分ほど登るといったん道は谷へ降りる。
DSC04073.jpg

また尾根に登り返し、10:10、ヲイ平という分岐点に着く。
ここには口元に紅を差した小さな石仏が祀ってある。
DSC04076.jpg

右へ少し急になる道を30分ほど登り、神社との分岐のある稜線上に出る。
左に折れて木々に霧氷がついている中を真富士山を目指す。
DSC04080.jpg

15分ほど歩き、11:05、誰もいない第1真富士山山頂へ着く。
DSC04089.jpg

ちょうど真っ白に雪化粧した富士山が顔をのぞかせているのが見える。
DSC04082.jpg

DSC04084.jpg

静岡の街越しに駿河湾も見ることが出来る。
DSC04085.jpg

山頂で早めの昼食を食べる。
昼食をしている間に富士山は雲の中に隠れてしまう。
昼食後、第2真富士山へ向けて出発する。
あたりの霧氷が青空に映えてきれいである。
DSC04098.jpg

いったん真富士峠まで下り、第2真富士山へ登り返す。
途中右側が切れ落ちた岩場をロープに掴まりながら慎重に通過する。
DSC04101.jpg

稜線を歩き、12:15、第2真富士山山頂へ着く。
DSC04103.jpg

狭い山頂からは富士山の姿はすっかり雲に隠れて見ることが出来ない。
早々に引き返して下山にかかる。
帰りはストックをしまい、岩場を慎重に下る。
DSC04111.jpg

真富士峠から右に折れ、杉林の中を下り、13:10、ヲイ平へ着く。
ヲイ平からは登ってきた道を下り、13:48、第3登山口まで戻る。

近くに適当な日帰り温泉がないので今日は温泉には入らずに帰る。
新東名を走り、午後5時過ぎ名古屋へ帰着する。



上空に寒気が入り込み、静岡地方は早朝山沿いでは雪が降った。
そのため雲が多く、山頂からの富士山は少し見えただけであった。
しかし、朝方冷え込んだため思わぬ霧氷を見ることが出来た。
安倍東山稜には富士山の展望台として魅力的な山々が沢山ある。
いつか他の山々にも訪れてみたいと思っている。
山遊人

この記事のURL | 山行 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
今年初めての山スキー山行
2016/02/25(Thu)
2月23日(火)

奥美濃:オサンババ(山中山)(1631.3m)

山岳会のスキー仲間4人で、奥美濃の明宝スキー場上にあるオサンババへスキー山行する。
oanbaba.jpg

【天気】 曇り時々晴れ



オサンババ(山中山)とは変わった山名である。
地元では、兎ヶ馬場(ウサンババ)と呼んでいたのを、生物学者の今西錦司氏が、「オサンババ」と聞き間違え、この名が広がったということである。

今日は奥伊吹スキー場の上にある「ブンゲン」へ行く予定で、スキー場まで行くも、スキー場にはほとんど積雪がない。
下の方の人工降雪が出来るゲレンデだけしか滑ることが出来ないということである。
これでは山の上には雪がないので、急遽行き先を奥美濃の「オサンババ」に変更する。
ゆっくりと走り、昼前に明宝スキー場へ到着する。
平日でも遠くから結構な車が来ている。
昼過ぎ、登りだけリフトを使用して標高1520mのゲレンデトップへ上がる。
ここでも雪が少なく笹の藪が出ている。
スキー裏にシールを付けて登りだす。
途中のピークから鞍部に降り、斜面をトラバースして稜線に戻る。
標高差は100mちょっとしかないので、1時間足らずで午後1時過ぎ小さな標識のかかったオサンババ山頂へ着く。
IMG_2238.jpg

山頂はブナなどの木が茂りあまり展望は良くないが、西の大日ヶ岳方面が少し開けている。
IMG_2239.jpg 

少し休んだ後、シールを外して下りにかかる。
ショートターンがまだ下手なので、2、3度転倒しながら木の間を抜ける。
終わりがけにやっと少しコツがつかめるようになりスムーズに回れるようになる。
途中の小ピークは、スキーを担いて登り、30分ほどでゲレンデトップに戻ってくる。
ここのゲレンデの最長コースは5km以上あるということで、滑り下りるのに結構長く気持ちがいい。
午後3時前仲間の待つセンターハウスに滑り下る。

帰りに近くの日帰り温泉に入り、午後6時頃名古屋へ帰る。



今年初めての山スキー山行であった。
3年前に始めた山スキーであるが、やり始めてみるとゲレンデスキーとは違った面白さがある。
おかげで山登りのバリエーションが広がった。
安全には十分注意しながら、いろいろな山で滑ってみたいものである。
山遊人

この記事のURL | 山行 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
360度の展望広がる北横岳
2016/02/23(Tue)
2月22日(月)

北八ヶ岳:北横岳(2480m)

登山教室の皆さん10人と一緒に、北八ヶ岳にある北横岳へ山行する。
     kitayokomap.jpg

kitayokodake.jpg

【天気】 晴れ

【コースタイム】
ロープウェイ山頂駅(10:20)→北横岳ヒュッテ(11:08)→北横岳(11:25/11:40)→北横岳ヒュッテ(11:50/12:15)→坪庭(12:33)→雨池峠(12:55)→縞枯山(13:20)→展望台(13:35)→五辻(14:00)→山頂駅(14:40)



朝6時30分に集合し、3台の車に分乗して中央道を走る。
諏訪ICで下り、ビーナスラインを走り、9:30、北八ヶ岳ロープウェイの山麓駅に着く。
現地は、周囲の山々もよく見通せる予想していたよりもいい天気である。
10:00、20分間隔で運転しているロープウェイに乗り、7分で山頂駅に着く。
DSC04038.jpg

2200mの山頂駅でも風もなく、そんなに寒くない。
今日はスノーシューかワカンを用意してきたが、今年の冬はどこも積雪が少なく、登山道は踏み固められて必要ない。
軽アイゼンだけを着け、坪庭を通って北横岳を目指す。
ロープの張られた坪庭を少し歩き、ジグザグの北横岳の登りにかかる。
DSC04041.jpg

1時間近く登り北横岳ヒュッテを通過し、15分ほど最後の山頂直下の急坂を登る。
DSC04043.jpg

11:25、三角点のある南峰に着き、すぐに最高点の北峰へ行く。
遮るもののない山頂からの眺望は素晴らしく、360度の展望が広がる。
DSC04047.jpg
(乗鞍岳と笠ヶ岳)

DSC04048.jpg
(北アルプス:槍・穂高連峰、手前は蓼科山)

DSC04049.jpg
(北アルプス:鹿島槍ヶ岳~白馬岳)

DSC04050.jpg
(四阿山~浅間山)

DSC04054.jpg
(南アルプス:北岳・甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳)

DSC04053.jpg
(南八ヶ岳::赤岳~天狗岳方面)

全員で記念撮影をする。
DSC04052.jpg

十分に眺望を堪能し下山にかかる。
DSC04058.jpg

少し下った北横岳ヒュッテの横で昼食を食べる。
DSC04059.jpg 

昼食後、坪庭まで下り、三角屋根の縞枯山荘を通って縞枯山を目指す。
DSC04062.jpg

雨池峠から右に折れ、150mほどのほぼ直登の急坂を、皆喘ぎながら登り、13:20、縞枯山山頂へ着く。
山頂から15分ほど稜線を歩き、三角点のある展望台へ行く。
展望台からは金峰山や瑞牆山、遠く特徴のある荒船山なども見渡すことができる。
最後の眺望を楽しんだ後下山にかかる。
DSC04068.jpg

茶臼山の方へ少し下り、鞍部から右に折れ五辻へと下る。
五辻から北へ縞枯山山腹を巻いて、14:40、山頂駅へ戻る。
15:00のロープウェイで山麓駅に下りる。
途中4つほど露天風呂が分散してある「小斉の湯」に浸かり身体を温める。

中央道を走り、午後8時前に名古屋へ帰り着く。



今日は、スノーシューハイクで有名な北横岳へ出かけたが、あいにく雪が少なくスノーシューなどを使うことは出来なかった。
しかし、風もない暖かな天気で、山頂からの眺望には恵まれた山行であった。
北横岳は冬山入門の山としては最適であり、参加された皆さんも楽しんでおられた。
山遊人

この記事のURL | 山行 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
藤内沢で氷雪訓練
2016/02/19(Fri)
2月18日(木)

鈴鹿:御在所岳藤内沢


登山教室の指導員を対象に、御在所岳藤内沢で行われた研修山行に参加する。
      tounaisawa.jpg

【天気】 快晴

【コースタイム】
裏道登山口(7:53)→藤内小屋(8:25/8:40)→テスト岩(9;30/9:45)→第2ルンゼ(11:00)→(昼食)→第3ルンゼ(12:30)→鋸岩(13:30)→中道出合(14:00/14:15)→中道登山口(16:15)



高気圧が移動性となり、日本上空を覆い風もない晴天である。
7:45、リーダー1名、指導員9名が裏道登山口へ集合する。
今日は、藤内沢でロープワークや雪上歩行訓練のトレーニングの予定である。
リーダーより諸注意を受けたのち、全員10kg以上の荷物を担ぎ、藤内小屋へ向けて裏道を登る。
昨日降ったのか道には薄っすらと雪が積もっている。
午前8時半前藤内小屋へ着く。
IMG_2189.jpg

更に裏道を登り、藤内沢出合から裏道を離れて藤内沢へ入る。
少し登ってテスト岩のところでアイゼンを着けピッケルを出す。
ここから藤内滝を巻いて急斜面を登る。
途中でロープを出して各々つながって安全を確保しながら急峻な岩場を登っていく。
       IMG_2191.jpg

       IMG_2193_20160219072043894.jpg

いつも苦労する第2ルンゼ出合の2mほどの壁を皆必死で登る。
途中で昼食を取った後、急峻で積雪も増えた第3ルンゼを行く。
       IMG_2195.jpg

午後1時半、やっとアイスクライミングのトレーニング場となっている鋸岩下に着く。
       IMG_2198_20160219072021372.jpg

鋸岩を越えて尾根に取り付き、しばらく上ると山頂遊歩道の一角に出る。
       IMG_2204.jpg

このあたりは霧氷が青空に映えて素晴らしい。
IMG_2206.jpg

今日のトレーニングを無事終え、皆ホッとした顔で記念撮影をする。
IMG_2208.jpg

中道を下り、キレット上の岩場でアイゼンを外す。
IMG_2210.jpg 

16:15、中道登山口へ降り立ち、今日のトレーニングを無事終了する。

帰りに湯の山温泉で温泉に浸かり、今日一日の疲れを癒した後帰名する。



先回のアイゼンを着けての岩稜帯の登下降訓練に続き、今日はロープワークをしながら氷雪上の登下降訓練であった。
こういった訓練を通して指導員の皆さんが着実にレベルアップをしていかれるのはうれしいことである。
これが登山教室で指導するときの安全対策にもつながってくる。
最後になったが、毎回我々を指導して下るYさんには感謝の念で一杯である。
本当にありがとうございました。
山遊人

この記事のURL | 山行 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
| メイン | 次ページ