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薫風爽やか御池岳
2015/05/21(Thu)
5月20日(水)

鈴鹿:御池岳(1247m)

登山教室で鈴鹿の最高峰、御池岳へ山行する。
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【天気】快晴
実況天気図(2015年05月20日)

【コースタイム】
鞍掛峠駐車場(8:40)~鞍掛峠(9:10)~鈴北岳(10:25/10:40)~御池岳(11:40/11:45)~ボタンブチ(12:15/12:40)~鈴北岳(13:40/13:45)~鞍掛峠駐車場(14:50)



受講生等13名、指導員4名の参加を得て、朝7時前に集合する。
東名阪道桑名ICを出て、R306を登り、鞍掛トンネル手前の駐車場へ午前8時半ごろに着く。
平日だというのにすでにほぼ満車状態である。
大陸からの高気圧に覆われ少し風もある爽やかないい天気である。
準備をして、8:40、鞍掛峠へ向けて登り始める。
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急な斜面を30分ほど登り、9:10、鞍掛峠に着く。
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峠からは県境稜線の道を送電線鉄塔をくぐり徐々に登って行く。
樹林が切れると広い笹原の気持ちのいい尾根歩きになる。
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所々山ツツジが鮮やかである。
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前方に鈴北岳や藤原岳方面を見ながら快適な登りが続く。
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登り始めて約1時間半、最後の急登を乗って、10:25、鈴北岳山頂に着く。
山頂からは鈴鹿の最北端、霊仙山や伊吹山も見えている。
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鈴北岳から日本庭園へ下りるのを間違てまっすぐ進んでしまい、途中で気がつき真ノ谷への道へ戻る。
お陰で、蕨などの山菜をたくさん採ることができる。
御池岳への分岐を右に折れ、バイケイソウの生い茂る森の中を行く。
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途中には白いかわいらしい花がここかしこに咲いている。
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11:40、鈴鹿の最高峰御池岳(丸山)に着く。
山頂で全員で記念撮影をする。
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ボタンブチへ下りるとき、少し尾根を間違えたが、途中で気がつき引き返し、12:15、ボタンブチへ着く。
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ここで昼食タイムをとる。
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昼食後、奥の平に立ち寄り、御池岳を経て登ってきた道を引き返す。
帰りも山菜を取りながら下り、13:40、鈴北岳へ戻る。
ここから登ってきた道を下る。
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約1時間下り、14:50、鞍掛峠駐車場へ戻る。

帰りに「阿下喜温泉」で汗を流し、午後5時半頃名古屋へ帰ってくる。



今日は本当に爽やかで、5月の薫風に吹かれ気持ちのいい山行ができた。
途中で道間違いのハプニングもあったが、参加された皆さん満足のできた山行ではなかったかと思う。
山遊人

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写真展御高覧感謝!
2015/05/19(Tue)
5月19日(火)

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13回目の写真展を開催しましたところ、たくさんの方に御高覧いただい誠にありがとうございました。

【今年の作品】

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【夏雲湧く】                                   南ア・甲斐駒ヶ岳より

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【ガスの切れ間から】                                   北ア・燕岳

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【黎明の空に】                                      北ア・槍ヶ岳

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【夏の稜線】                                  北ア・槍ヶ岳東鎌尾根

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【垂直の岩壁】                                      北ア・錫杖岳

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【紅葉の谷を行く】                                 鈴鹿・茶屋川源流

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【秋空に浮かぶ】                              八ヶ岳連峰・日向山より

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【冬空に浮かぶ】                      御嶽・乗鞍・穂高連峰 富士見台より 

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【静寂の水面に映す】                              上高地・大正池より

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【生命の営み】                                    冬の上高地にて

山遊人

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青空と新緑鮮やかな荒島岳
2015/05/14(Thu)
5月13日(水)

奥越:荒島岳(1523.5m)

登山教室の生徒さんたち11人と、福井県大野市にある日本百名山の「荒島岳」へ山行する。
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【天気】晴れ
実況天気図(2015年05月13日)

【コースタイム】
駐車場(9:03)→中出登山口(9:27)→小荒島岳(11:12/11:17)→しゃくなげ平(11:44)→前荒島岳(12:45)→荒島岳(13:00/13:45)→しゃくなげ平(14:36)→トトロの木(15:32)→勝原登山口(16:30)



台風6号が太平洋岸を駆け抜け、台風一過の絶好の登山日和である。
朝6時半前に集合し、3台の車に分乗して東海北陸道を走る。
白鳥ICを出てR158を走り、午前8時半頃勝原登山口の駐車場へ車を1台デポする。
2台の車に乗り換え中出の駐車場へ午前9時前に着く。
準備を整えて、9:03、林道を歩き出す。
路傍の蕨を積みながら林道を少し歩き、9:27、中出登山口から山道に入る。
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3,4度林道を横切り、ニリンソウの咲く登山道を上がって行く。
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谷道から尾根に上がり、残雪のブナの林の中を行く。
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路傍にはピンクのイワウチワが所々に咲いている。
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山腹を巻いていき、分岐を左に1,2分登り、午前11時過ぎ小荒島岳山頂に着く。
眼前には青空に堂々と荒島岳が聳え、登行意欲をそそられる。
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荒島岳を見ながらの気持ちのいい歩みが続く。
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途中のブナの森の中でギフチョウに出合う。
交尾をしているのか近づいても全然動かない。
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11:44、勝原からの道と合流するしゃくなげ平を通過する。
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少し下って、右に佐開道を分けると、いよいよ「もちがかべ」の急坂にかかる。
ロープやハシゴを頼りに急登をする。
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15分ほど登ると、ピンクのシャクナゲがきれいに咲いている。
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更に続く急坂を登り、前荒島岳でやっと尾根上に出る。
残雪をいただいた白山連峰が青空にすっきりと浮かんでいる。
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山頂への最後の急坂を登って行く。
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途中ではカタクリの花がここかしこに咲いている。
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予定より遅れたが、13:00、荒島岳山頂に立つ。
素晴らしい晴天のもと周囲の山々がよく見える。
やはり白山連峰が印象的に目に迫ってくる。
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南西方面には、近く銀杏峰や部子山が田植え間近で水の張られた大野平野の上に浮かぶ。
少し先には奥美濃の盟主、能郷白山が立派である。
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今日の山行は、1月ほど前にここ荒島岳で亡くなった仲間を追悼する目的もある。
山頂から少し先の遭難現場の谷を俯瞰できる残雪の上で、皆で花を供え追悼をする。
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合掌!
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休日ならば大勢の人で賑わう山頂も、台風の後ということもあり、他に2,3人の登山者がいるだけである。
風もない気持ちのいい山頂で素晴らしい眺望を前にゆっくりと昼食を食べる。
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出発前全員で記念撮影をする。
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充分に眺望を堪能した後、13:45、白山連峰を見ながら下山にかかる。
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しゃくなげ平に戻り、そこから右に折れ勝原登山口を目指す。
すぐにブナの森になり、途中では白山ベンチから最後の白山を望める。
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さらに下ると、「トトロの木」と名付けられたブナの巨木が現れる。
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ブナ林を抜け、旧スキー場に出て、前方に経ヶ岳を見ながら下る。
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ゴロゴロ石の歩きにくい道を下り、午後4時半やっと勝原登山口に下り立つ。

運転手が車を回収に戻り、午後5時前帰路に着く。

途中の「平成の湯」で汗を流し、東海北陸道を走って、午後7時半名古屋へ帰り着く。



台風一過の素晴らしい晴天に恵まれ、残雪とブナの新緑に輝く「荒島岳」を堪能できた山行であった。
山遊人


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第13回 「三人の写真展」開催
2015/05/11(Mon)
今年も写真仲間と年1回の写真展を下記の要領で開催いたします。
栄にお見えになる機会がありましたらお立ち寄りください。




1.日時:平成27年5月12日(火)~17日(日)
      午前9時30分~午後6時(最終日は午後5時まで)

2.会場:名古屋市民ギャラリー栄(中区役所ビル7階第5展示室)

    写真展1
山遊人

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白山連峰、北アルプス連峰の大展望:猪臥山
2015/05/06(Wed)
5月5日(火)

飛騨:猪臥山(いぶしやま・いぶせやま・いのぶせやま)(1518.8m)

山仲間4人と一緒に飛騨の猪臥山へ山行する。
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【天気】快晴
実況天気図(2015年05月05日18:00発表)

【コースタイム】
登山口(7:33)→P1436(9:20/9:30)→猪臥山(10:00/10:55)→展望台(11:28)→電波塔(11:55/12:00)→登山道入口(12:14)→車道(13:09)→登山口(13:17)



今年の春の連休も終盤に近づいたが、今日は雨の後で晴天が期待されそうである。
少し遠出して山頂からの展望がいいことで知られる飛騨の「猪臥山」へ山行する。
朝5時半に集合して東海北陸道を走る。
飛騨清見インターを出て、飛騨古川へ抜ける「卯の花街道」を少し走り、午前7時半前登山口に着く。
登山口には20台ぐらい停められそうな広場がある。
先客の車が1台停まっている。
登山口には「猪臥山散策マップ」の案内板が設置されている。
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猪臥山山頂まで5kmと書いた散策道登山口から登り始める。
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コブシの咲く明るい林の中を登って行く。
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途中には1000m毎に案内板が設置されている。
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しばらく登ると尾根に出て、緩やかに北上していく。
小さなピークを何度もアップダウンしながら徐々に高度を上げていく。
出発して1時間50分ほどで急登をすると「山頂まで1km」と書かれた1436ピークへ出る。
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ピークに上がると、まだたっぷりと残雪を頂いた白山連峰が突然目の中に飛び込んでくる。
真っ青な空のもと別山から白山本峰、白木峰の方まで一望である。
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東には乗鞍岳や御嶽山も浮かんでいる。
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猪臥山山頂が近くなり、残雪の中を行く。
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ピークから30分ほど登り、11:00、遮るもののない猪臥山山頂に立つ。
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二等三角点の山頂には立派な方向指示盤が設置されている。
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2人連れの先客が眺望を楽しんでいる。
我々も思う存分に360度の眺望を楽しむ。
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(白山方面)

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(白山本峰と別山)

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(北アルプス方面)

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(剱岳、薬師岳方面)

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(黒部五郎岳、三俣蓮華岳方面)

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(笠ヶ岳、穂高連峰方面)

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(乗鞍岳)

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(御嶽山)

存分に眺望を堪能した後、少し下りた猪臥神社前でゆっくりと昼食を食べる。
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爽やかな微風に吹かれて、いつまでも目の前に広がる雄大な風景を眺めていたい気分である。
去りがたい思いを後に、11時前下山にかかる。
尾根道を東へ「展望台」と書かれたピークを越え、12時間前、大きなNTTの電波塔の建つピークへ着く。
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この辺りはまだ雪が解けたばかりで、フキノトウがいたるところで芽を出している。
今晩のおかずにとたくさん摘むことができる。
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そこから雪の残る林道を少し下る。
芽吹き始めたばかりのカラマツ林の新緑がきれいである。
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途中で大きな白山を目に焼き付ける。
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しばらく林道を歩き、途中から右手の鉄柵の間を抜け、また山道に入る。
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あたりは大きな木のブナ林になる。
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今日最後の白山が木の間から見える。
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コブシの多い尾根道をどんどん下る。
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午後1時前林道に飛び出る。
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すぐに車道に出て、10分ほど歩き、13:17、駐車した登山口に戻る。

帰りに荘川の道の駅にある「桜香の湯」の日帰り温泉で汗を流した後帰途につく。
連休中の渋滞にかからないよう早目に家路につき、午後5時前に名古屋へ帰る。



今日は前から一度登ってみたいと思っていた猪臥山へやっと登ることができた。
雨の後の素晴らしい晴天に恵まれ、噂に違わず山頂からの360度の大展望を堪能できた山行であった。
もう少し雪の多い早春や、空気の澄んだ秋にも来てみたくなるようないい山であった。
山遊人
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