1月4日(日) (天候:曇り)養老山(858.9m)山仲間2人と一緒に、養老山系の養老山へ山行する。
【コースタイム】養老公園駐車場(8:13)→養老の滝(8:39)→養老山登山口林道分岐(8:58)→栗ノ木平(10:00)→アセビ平(11:34)→(昼食)(11:45/12:20)→駐車場(13:48)
新年は例年元旦登山をしていたが、大晦日から元旦にかけて寒波が来たため今年は断念せざるを得なかった。
それで、今年初めての山行に足慣らしで養老山を計画する。
朝7時前に集合して、木曽三川公園を通り、R258を走り、午前8時頃養老公園の駐車場へ着く。
まだ早いので1台も停まっていない。
振り仰ぐ養老の山々にはまだかなり雪が残っていそうである。
準備を整えて、8:13、養老の売店街の道を歩き始める。
コチンコチンに凍った消え残りの雪に、滑らないように注意して歩いていく。
30分ほど歩いて、養老の滝に着く。
今年一年の山行が無事であることを願ってから、滝横から上の駐車場まで上がる。
こちらもゲートは開いているが、観光客の車は停まっていない。
駐車場から車止めをまたいで、林道を少し行き養老山への分岐に出る。
養老山へ行く予定でいたが、養老山系最高峰「笙ヶ岳」へ行く林道にトレースがついているので、我々も急遽変更して林道をアセビ平まで登ってみることにする。
しかし、すぐに引き返したのか、少し行ったところからトレースが消えてしまう。
登るにつれ積雪は徐々に深くなってくる。
足首以上まで埋まってしまうようになり、途中でスノーシューを付ける。
先頭を交代しながら登っていく。
林道分岐から1時間ほど歩き、10:00、栗ノ木平という休憩ベンチのあるところに着く。
更に積雪が深くなり、膝下ぐらいまで潜るようになり先頭は大変である。
途中で曲り道を間違えてしまい、林道が切れてしまう。
地図で確認して間違えた箇所まで戻る。
無雪期ならば、アセビ平まで1時間半もあれば登れるのだが、大幅に時間を費やし、11時半を過ぎてやっとアセビ平に着く。
これからではとても笙ヶ岳は無理である。
稜線を南下して、三方山から上がった笹原峠まで行こうとも考えたが、誰も歩いていない稜線上は更にラッセルに苦労を強いられるだろうということで、残念ながら今日はここから登ってきた道を引き返すことにする。
風をよけて少し下がった所で昼食を食べる。
昼食を食べていると、男性2人のパーティーが登ってくる。
笙ヶ岳を目指してきたということである。
昼食後、12:20、下山にかかる。
下りはトレースがついているので非常に楽である。
下っていると、途中で先ほどの男性パーティーが追い付いてくる。
どうしたのか聞くと、トレースがなくなったので引き返してきたということである。
我々が付けたトレースの後を辿ってきたので楽だったはずであるが、少し情けなく思う。
下りは快調に飛ばし、1時間半ほどで駐車場まで下りてしまう。
帰りに、正月休みで混んでいる「水晶の湯」で身体を温めてから帰名する。
今日は4年ほど前の正月にも登った養老山へ登ろうと計画したが、養老山への道はしっかりとトレースも付いており面白くないので、急遽アセビ平への林道を行くことに変更した。
予想以上に積雪が多くトレースに汗をかかさせられた。
しかし、今年初めてスノーシューをつけてラッセルしながら登ることができ、楽しい山行であった。
山遊人