12月21日(日)観音山(224m)・筆捨山(285m)・羽黒山(290.3m)・関富士(242.8m)
山仲間2人と一緒に、下見を兼ねて三重県亀山の関宿近くにある「関三山」へ山行する。


【コースタイム】関ロッジ(8:15)→観音山(8:35)→筆捨山登山口(8:50)→展望台(9:10)→羽黒山分岐(9:36)→筆捨山(9:56/10:00)→分岐(10:22)→羽黒山(11:00/11:40)→林道出合(12:02)→関富士(12:37)→関ロッジ(13:10)
冬型気圧配置だが、風もそんなに強くないいい天気である。
今日は東海道鈴鹿峠手前の関宿から「関三山」を周回し、ついでに「関富士」へも登る定である。
朝7時に集合して、東名阪道を走り、亀山ICをから名阪道を走る。
関ICを出てR1を横切り、旧東海道の関宿の中を走って、午前8時頃観音山下の国民宿舎「関ロッジ」の駐車場へ着く。
準備をして、8:15、出発する。
付近は観音山公園となっており、石仏群を回りながら登って行く。
8:35、観音山山頂へ着く。
隣の関富士が近く、シャープの亀山工場も見える。
少し下って林道に出て、東海自然歩道になっている筆捨山への登山口を登りだす。
稜線上に出ると、目の前に形のいい関富士が聳えている。
東屋が現れその先には立派な展望台がある。
展望台の上からは南に錫杖岳が見える。
しばらくすると羽黒山との分岐に出る。
分岐から一旦大きく下り、階段状の道を登り、ロープの張られた急坂をジグザグに登って、8:56、展望のない羽黒山山頂に着く。
筆捨山は、「安藤広重」が描いた浮世絵「東海道五十三次」の中で、「坂之下」の図に描かれた有名な山である。
分岐まで戻り、左折れして羽黒山を目指す。
羽黒山までの稜線は、大きな岩が所々に出ている。
岩を巻いて道が付けられているので歩きにくく、予想以上に時間がかかる。
途中には岩の間を這うようにして潜り抜ける個所もある。
途中からは明星ヶ岳(549m)が近くに見える。
筆捨山から1時間、11:00、狭い羽黒山山頂に着く。
山頂からは鈴鹿南部の山々がよく見える。
山頂でゆっくりと昼食を食べてから、11:40、下山にかかる。
落ち葉の積もった急な下りで歩きにくい。
途中、階段を上った上の岩のくぼみに祀られた羽黒神社に出る。
神社からすぐに鳥居をくぐって林道に出て、橋を渡ってしばらく林道を登り、左手の関富士へ登る。
15分ほどまっすぐな急坂を登ると関富士山頂に着く。
ここも展望はよくない。
すぐに下り、林道を歩いて三叉路に出て、「新池コース」と書かれた道を左へ曲がる。
新池の吊橋を渡って関ロッジの裏手に出て、13:10、駐車場へ戻る。
関ロッジで風呂へ入ろうと思ったら、午後4時からしかやっていなということである。
亀山から一号線を走り、「鈴鹿さつき温泉」まで行き、身体を温めてから帰名する。
今日の関三山は、標高は300m足らずの里山であったが、結構アップダウンが多かった。
また、羽黒山のあたりは大きな岩がたくさんあり、それを巻いたりして変化に富んでいた。
一周4時間ほどどと冬の陽だまりハイクにはいいコースであった。
山遊人