11月24日(月)鈴鹿:イブネ(1160m)・クラシ(1140m)山仲間2人と一緒に、鈴鹿のイブネ、クラシへ山行する。

【コースタイム】朝明(6:55)→中峠(8:05)→大瀞(8:30)→オゾ谷出合(8:50)→ワサビ峠(9:40)→ジャンダルム(10:30)→クラシ(10:40)→イブネ(10:55/11:30)→千種街道出合(11:57)→コクイ谷出合(12:30)→根の平峠(13:10)→朝明(14:05)
3連休最終日、天気予報では今日中は何とか持ちそうである。
朝6時前に集合し、朝明駐車場へ、午前7時前に着く。
駐車場にはまだ2、3台止まっているだけである。
準備を整えて、6:55、中峠に向けて出発する。
あたりのモミジの紅葉は今が盛りである。
1時間ほど登り、8:05、中峠に着く。
峠から下水晶谷を下り、愛知川の大瀞に出る。
飛び石伝いに対岸へ渡り、登山道へ出て左へ折れ、愛知川左岸の道をしばらく行き、オゾ谷出合に出る。
オゾ谷左岸に付けられた踏み跡を辿る。
途中でクラシへの分岐を分けワザビ峠を目指す。
徐々に谷が狭まり傾斜がきつくなってくる。
峠直下の急登にはロープが張られており、それを伝って慎重に登る。
9:40、ワサビ峠に出てしばしの休憩をする。
ワサビ峠から左へ折れ、クラシへと続く尾根道を登って行く。
途中では両側が切れ落ちた痩せ尾根の個所も数か所ある。
峠から40分ほど登ると、前方に「鈴鹿のジャンダルム」といわれる岩峰が現れる。
ジャンダルムまで急坂を登り、それを過ぎるとやっとクラシ北尾根は緩やかになる。
ブナなどの広葉樹の明るい林が気持ち良い。
樹林を抜けて左に折れ、10:40、展望のきかないクラシ山頂に着く。
分岐まで戻り、苔で敷き詰められた高原状の道をのんびりと行く。
イブネ北端を経て15分ほどでイブネ山頂に着く。
ここまで一人の登山者とも出逢わなかったが、山頂には2人の男女の登山者が憩っている。
我々も近くの苔の上で御在所岳や鎌ヶ岳を見ながら昼食を食べる。
北には雨乞岳も近い。
ゆっくりと休憩をした後、12:30、下山にかかる。
何べんも通っているイブネ南尾根を立ち木に捉まりながら30分ほど下り、千種街道へ飛び出す。
途中では名残の紅葉も所々見られる。
千種街道の登山道を下り、コクイ谷出合で愛知川を渡り、上水晶谷出合から登り返して、13:10、根の平峠へ出る。
根の平峠から伊勢谷を下り、14:05、朝明の駐車場へ戻ってくる。
湯の山の日帰り温泉で汗を流した後、東名阪道を走り、午後5時前に名古屋へ戻ってくる。
オゾ谷をワサビ峠まで登って、イブネ・クラシを巡るというややハードなコースであったが、快晴無風の好天に恵まれて快適な山行が出来た。
このあたりの鈴鹿最深部の山々はいつ行っても静かな山行が出来、好きなエリアの一つである。
山遊人