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コアジサイ咲く下呂:白草山
2014/06/26(Thu)
6月25日(水)

下呂:白草山(1635m)

登山教室受講生の方々4名と、下呂の白草山へ山行する。
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【コースタイム】
乗政登山口(8:55)→林道終点(9:25)→箱岩山分岐(10:50)→白草山(11:05/11:38)→箱岩山(11:56)→林道終点(13:14)→乗政登山口(13:45)



上空に寒気が入り、午後から雷雨があるかも知れないという不安定な天気予報である。
朝6時半過ぎ名古屋を出発し、中央道の中津川ICを出てR257を下呂方面へ走る。
舞台峠を過ぎて宮地の集落を右に入り、乗政温泉の先から林道を走る。
乗政キャンプ場から左に折れて、午前8時半過ぎ登山口に着く。
先客の車が2台停まっている路肩に駐車し、8:55、登山口を出発する。
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車止めを抜けて黒谷林道を登って行く。
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道の両側には紫のコアジサイの花がきれいである。
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30分ほど登り、右側の崖の切れたところを過ぎる。
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9:25、林道終点に出る。
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更に奥まで林道工事が続いているが、登山道は橋を渡って谷沿いに登って行く。
しばらくして尾根に取り付き、やや急になる道を登り、1時間ほどで両側に笹が目立つようになると「三つ石」という所を過ぎる。
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出発して2時間ほどで小さな湿地のある箱岩山との分岐に出る。
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天気が良ければ目の前に御嶽山の雄姿が飛び込んでくるのであるが、あいにく今日は雲に隠れて見えない。
ここからは気持ちのいい笹原を行く。
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しばらく行くと右手に白草山が見えてくる。
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11:05、一組の登山者がいるだけの静かな白草山山頂に着く。
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東側には小秀山が近いが、御嶽山は裾野のあたりが見えているだけで山頂は雲の中である。
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山頂でゆっくりと昼食を食べた後隣の箱岩山を目指す。
途中眼下には乗政方面の町が見えている。
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所々にレンゲツツジの咲くゆったりとした笹原を行く。
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20分ほどで三等三角点の箱岩山山頂に立つ。
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隣の高森山は見えるが、下呂方面の山々は霞んではっきりしない。
ここからもと来た道を下山にかかる。
13:14、林道終点に出て、谷川で顔を洗い、林道を歩いて、13:45、登山口に戻る。

帰る途中からは天気予報どおり雷雨となり、日帰り温泉に入っている頃には雷鳴もとどろく。
温泉で汗を流した後、中央道を走り、午後5時過ぎ名古屋に帰着する。



今日は、白草山からの御嶽山の雄姿を期待して出かけた山行であったが、あいにくの天気でその姿を見ることが出来ず残念であった。
ドウダンツツジなどの紅葉の時期もきれいだということなので、またその時期にでも来てみたい。
山遊人

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2年越しの湖北:横山岳
2014/06/19(Thu)
6月18日(水)

湖北:横山岳(1131.7m)

登山教室で湖北の「横山岳」へ山行する。
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【コースタイム】
白谷登山口(8:20/8:40)~太鼓橋(9:20)~経の滝(9:37/9:45)~五銚子の滝(10:15/10:25)~横山岳(11:48/12:25)~横山岳東峰(12:47)~東尾根登山口(13:55)~白谷登山口(14:30/14:45)



日本列島の南岸を台風崩れの低気圧が通過し、名古屋では降雨の予報が出ているが、横山岳は琵琶湖の北部なので雨の影響も少ないことを予想して出かける。
受講生11名、指導員4名の参加を得て、朝7時前にマイクロバスで出発する。
北陸道の木之本ICを出てR303を走り、杉野の集落から網谷林道へ入り、8:20、立派な避難小屋のある白谷登山口駐車場に着く。
平日で天気もあまりよくないためか他にはだれも来ていない。
準備をして、8:40、白谷に沿った林道を歩き始める。
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途中から谷に下り、ロープにつかまったりしながら白谷を登って行く。
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40分ほどで林道に出て、左に少し行くと赤い欄干の太鼓橋に出る。
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ここから更に白谷を10分ほど登ると15mほどの「経の滝」に出る。
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更に何度か右岸左岸と渡り返しながら登り、10:15、落差40m、4段にかかる「五銚子の滝」に出る。
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しばらく休憩した後、滝を高巻いて左手の尾根に取り付く。
400m近くを一気に登るきつい尾根道をロープに掴まり、喘ぎながらの急登が続く。
急登を1時間以上登り大岩の間を抜けると「あと300m」の道標が現れ登高意欲をかき立てられる。
ここからの300mが思いのほかに長く感じられ30分近くかかって登り切り、ブナの林を抜けて、11:48、ようやく横山岳山頂に立つ。
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他に誰もいない我々だけの山頂でゆっくりと昼食を取る。
天気は曇っており、残念ながら周囲の眺望はきかない。
天気が良ければ、アメダス(?)の設置されている小屋の上に登ると白山方面も見えるのであるが残念である。
下山は眺望のいい東尾根を通って下る。
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20分ほど尾根道を歩き横山岳東峰へ着く。
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東峰から少し下って行くと、やや若いけれども素晴らしいブナの林が続く。
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東峰から1時間ほど下って林道に下り立ち、右へ5分ほどで「夜這いの水」と名付けられた水場に出る。
そこから網谷に沿った林道を30分ほど歩き、14:30、白谷登山口に戻る。

バスに乗り込み、途中の日帰り温泉で汗を流し、木之本ICから北陸道に乗り、午後5時半頃名古屋に帰る。



今回の横山岳山行は、昨年雨で登れなかったので、今年は絶対に登りたいと思っていたが、何とか雨にも降られず全員無事登頂することができた。
花の山としても知られているので、春の花の時期、秋のブナの紅葉の時期などにも是非訪れてみたいものだ。
山遊人

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今シーズン最後のスキー山行:乗鞍岳
2014/06/15(Sun)
6月14日(土)

乗鞍岳(3025m)

山仲間3人と一緒に長野県の乗鞍岳へスキー山行をする。
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午前4時に名古屋を出発し、途中で仲間を拾って東海北陸道を走り、高山を抜けて平湯のほうのき平バスターミナルへ午前8時頃に着く。
今日は、午前中はやや不安定な天気で、午後からは晴れてくる予報である。
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8:25発の畳平行バスに乗り、スカイラインを走って、9:10に畳平に着く。
畳平は一面ガスがかかり、強い風が吹いて、気温は-1℃とかなり寒い。
とてもスキーがやれる状態でないので、バスの待合室で天候が回復するのを待つ。
10時半過ぎややガスが薄くなり始めたので、準備をして、10:50、スキーを担いて出発する。
強風の中車道を歩いて、11:30、肩の小屋に着く。
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強風でとても山頂までは行けそうもないので、肩の小屋東側斜面で滑ることにする。
標高差150m、7,800mぐらいの斜面であるが、ほかにもスキーヤーがたくさん滑っている。
我々もスキーを履いて滑りだす。
そんなに斜度もきつくなく、幅の広い雪原を気持ちよくスベリ出す。
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この頃より徐々にガスも切れ始める。
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振り仰げば山頂に近い斜面もスキーヤーが滑っている。
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乗鞍高原の方から上がってきているバス道路まで滑り降りる。
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昼になり、ここで昼食タイムを取る。
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昼食後、スキーにシールを付けて肩の小屋の少し上まで再び登り返す。
上でシールを外し、再び滑り出す。
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この頃よりどんどん天気も良くなり剣ヶ峰方面の稜線も見え出す。
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眼下には位ヶ原方面も見えてくる。
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車道まで滑り下りて今日のスキーはこれで終了とする。
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スキーを担いで車道を歩いていくと、両側にはまだ4,5mの雪が残っている。
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畳平に戻り、午後3時前のバスで下山する。
バスの車窓からのぞくと、穂高や笠ヶ岳方面がよく見えている。
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ほうのき平駐車場の日帰り温泉で身体を温めてから帰宅の途につく。
車を走らせ、午後9時過ぎ名古屋に帰り着く。



今日のスキー山行は、午前中はガスと強風で滑れなかったが、昼近くなりだんだんとガスも切れて何とか滑ることができた。
山スキーを初めて1年目であるが、5月の御嶽に続いて3000m近くから滑り降りることができ、満足のスキー山行であった。
今シーズンのスキーはたぶんこれが最後だと思うが、山スキーの楽しさを実感したシーズンであった。
来年もいろいろな所で滑りたいという意欲が持てた山スキー山行であった。
山遊人
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新緑の天生(あもう)湿原から籾糠(もみぬか)山へ(白川村)
2014/06/12(Thu)
6月11日(水)

籾糠山(1744.3m)

登山教室の生徒さん5人と一緒に岐阜県白川村の籾糠山へ山行する。
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【コースタイム】
天生峠登山口(9:22)→天生湿原(9:49)→木平分岐(10:40)→ブナコース分岐(11:06)→籾糠山(11:30/11:58)→カラ谷分岐(13:00)→天生峠登山口(13:19)



梅雨に入りぐずついた天気が続いており、名古屋でも朝方小雨がぱらつく天気である。
朝6時半に集合して東海北陸道を走り、白川郷ICを出て、白川郷の集落からR360を東へ走る。
ヘアピンカーブの続く道を走り、天生峠へ午前8時過ぎに着く。
立派なトイレも設置された大きな駐車場には平日にもかかわらずすでに10台以上の車が停まっている。
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上の駐車場に停め準備を整え、9:22、環境整備協力金一人500円を払って出発する。
ブヨなどの虫が非常に多いということなので、ネットをかぶったりして対策をする。
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ハイキング用の整備された道を徐々に登ると、途中の切り開きから北アルプス方面の山々が見える。
30分ほど歩いていくと天生湿原に出る。
既にミズバショウは咲き果てており、今はコバイケイソウが咲き始めている。
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湿原に沿った木道を行き、ブナ林への尾根道や木平湿原への道との分岐に出る。
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我々は真ん中のカラ谷に沿った道を行き、木道の敷かれたミズバショウ群生地の中を通って行く。
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ミズバショウはすでにほとんど終わっているが、リュウキンカの黄色い花が少し残っている。
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所々にはトイレブースが設置され環境への配慮がなされている。
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途中の道にはキヌガサソウを始めとしたいろいろな花々が咲いている。
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少し行くと、カツラの巨木が立ちふさがる「カツラ門」というところを通る。
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10:40、木平湿原への分岐に出て休憩する。
あたりは毛虫が木からぶら下っているので歩くときに注意しながら歩く。
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ここから本格的な登りになり、途中ブナコースを分けると最後の急登になる。
登山道わきにはムラサキヤシオツツジの濃いピンク色の花が緑の中にきれいである。
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急坂を登りきり、11:30、狭い籾糠山山頂に立つ。
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晴天ならば、北アルプスの剱岳から槍・穂高、乗鞍や御嶽などの眺望がいいのだが、今日は残念ながらガスがかかり展望はきかない。
ここで昼食を食べる。
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昼食後、12時前に下山にかかる。
下りは、ブナコースをとる。
このコースは尾根沿いにブナ林が広がり、巨木もたくさんある。
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途中ツアー登山客が大勢登ってくる。
1時間ほどで登りに通ったミズバショウ湿原に出て、時計回りの探勝路を通って下山する。
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13:19、天生峠の駐車場登山口に戻る。

帰りに、白川郷の城山展望台へ立ち寄る。
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白川郷の中の日帰り温泉で汗を流し、東海北陸道を走って、午後6時過ぎ名古屋に帰ってくる。



今日は途中雨に降られることを覚悟しての山行であったが、幸い山頂で少し霧雨に合っただけであった。
天生湿原のミズバショウは終わっていたが、そのほかのたくさんの花々に出合うことができた。
梅雨時のしっとりとしたブナやカツラの巨木などの原生林の中をのんびりと歩き、心癒される山行ができた。
山遊人

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夏山フェスタ大盛況!!
2014/06/09(Mon)
6月9日(月)

夏山フェスタ成功裡に終了!

6月7日~8日の2日間にわたって開かれた「第2回夏山フェスタ」が、昨年の倍7000名近くを集めて盛況のうちに終了しました。
今年は、「山の日」制定にご尽力された谷垣禎一法務大臣や80歳でエベレストに登頂された三浦雄一郎さんなど多くの著名な山岳関係者の講演やフォーラムに人気を博し、用意した整理券もすぐになくなり、会場に入れなかった方も大勢みえたようです。
また、展示ブースでは、山用品や山関係の諸団体、山小屋などがたくさん出店し、会場は非常な賑わいでした。
富士山の世界遺産登録や山の日の制定などで山に関心を持たれる方が非常に増えたことを実感しました。
この山への関心の広がりを、かけがえのない自然の保護や自然への憧憬、畏敬の念へとつなげていくことを願ってやみません!!
自然という大切な人類共有の財産を、我々の子孫に残すことができるように、来場された方々一人一人が努力をしていきましょう!!

なお、来年も「第3回夏山フェスタ」が6月20日(土)、21日(日)に開催されることが既に決まっています。
山遊人

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(三浦雄一郎氏が会場へ)

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(谷垣禎一法務大臣が「山の日放談会」へご参加)

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