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第14回東海岳人写真展開催!
2014/03/27(Thu)
    第14回東海岳人写真展開催される

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2年に一度の「東海岳人写真展」が開催されています。

時間のある方はご高覧願います。

私の作品が中日新聞で紹介されました。


東海岳人写真展記事

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山遊人


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目覚め今だ早しフクジュソウ:霊仙山
2014/03/26(Wed)
3月25日(火)

鈴鹿:霊仙山(1083.5m)

登山教室の生徒さん4人と一緒に鈴鹿北部の霊仙山に山行する。
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【コースタイム】
落合(8:20/8:30)→笹峠(9:40)→近江展望台(10:35)→霊仙山最高点(11:40)→霊仙山(11:55/12:20)→お虎ヶ池(12:55)→5合目見晴台(13:15)→汗拭き峠(13:47)→落合(14:15)



今日は午後から天気が悪くなる予報である。
今回はフクジュソウの開花を期待しての山行である。
朝6:45に出発して名神道を走り、彦根ICを出て「河内の風穴」を通り、今は廃村になった落合集落に午前8時過ぎに着く。
現地の天候は、薄曇りで時々日も射すまあまあの天気である。
8:30、今畑登山口から登り始める。
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15分ほどの登りで今畑の廃村に着くと、あちらこちらにフウジュソウが花を咲かせている。
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皆盛んにカメラのシャッターを切っている。
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尾根に出て、笹峠を越えて南西尾根下に出る。
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ここから南西尾根の急登が始まる。
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途中で振り返れば御池岳などの鈴鹿北部の山々が霞んでいる。
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急な斜面を登り切り、10:35、南西尾根西端の「近江展望台」に着く。
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風は少しあるが、眼下には琵琶湖も薄っすらと見えている。
石灰岩のゴロゴロする尾根道を霊仙山を目指す。
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このあたりからは例年ならフクジュソウが群生しているところなので、探しながら注意して歩を進める。
少し歩いた岩の間にやっと一輪咲いているのを見つける。
日が当たり、蝋細工のように透き通った黄色の花弁がきれいである。
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その後も所々に2、3輪咲いているのを見つけるも、まだ時期が少し早いようである。
カルスト地形の岩だらけの稜線を北上する。
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1時間ほど歩いて、11:40、霊仙山最高点に着く。
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更にそこから15分ほど歩いて、11:55、霊仙山山頂に着きここで昼食を摂る。
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ここまで誰も他の登山者と会うこともなく、休日なら大勢の登山者で賑わう山頂も静かなものである。
昼食後下山にかかり、経塚山との鞍部から山頂を巻き、お虎ヶ池を経て、12:55、お猿岩に着く。
この頃より雨がパラパラと降りだす。
5合目見晴台を経て、13:47、汗拭き峠に着く。
峠を左手に折れて、昨年の大雨で登山道が各所で崩壊している大洞谷沿いの道を下り、14:15、落合の車を停めた所へ戻ってくる。

帰りに琵琶湖畔の「かんぽの宿」の展望風呂で汗を流した後、名神道を走り午後5時半頃名古屋に帰ってくる。



今日の山行は、霊仙山南西尾根のフクジュソウを期待しての山行であったが、やはりまだ時期が少し早くほとんど見ることが出来なかった。
あと10日ぐらいもすれば尾根上に黄色の可憐なフクジュソウが咲き競っていることを期待したい。
山遊人

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名残りの雪残る入道ヶ岳
2014/03/23(Sun)
3月22日(土)

鈴鹿:入道ヶ岳(905.5m)

春の彼岸の連休中日、山仲間2人と鈴鹿南部の入道ヶ岳へイワクラ尾根から登る。
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(途中でGPSが切れました)



春の彼岸というのに今年は少し春の訪れが遅いようである。
水沢峠を経てイワクラ尾根から入道ヶ岳へ登る予定である。
朝6時に集合し、東名阪道の四日市ICを出て7時半前に宮妻峡駐車場に着く。
曇りがちの天気でチラチラと雪も舞っている。
準備を整え、8:35、水沢峠へ向けて出発する。
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しばらく林道を行き、8:18、登山口に着く。
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昨日降ったのか積雪が結構ある。
谷沿いの道を行き、最後の急登を上がって、9:25、県境稜線の水沢峠に着く。
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この頃には雲もとれ青空がのぞき始める。
稜線に出ると風が少しある。
峠で左に折れて県境稜線の道を南下する。
ますます積雪は深くなり、吹き溜まりでは膝上まである。
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930mのピークを越え、10:00、宮指路岳へと続く県境稜線とイワクラ尾根との分岐点に出る。
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ここで左に折れ、西へイワクラ尾根を行く。
イワクラ尾根はヤセ尾根のアップダウンが続き、鈴鹿では変化に富んだ尾根として知られている。
途中には重ね岩などもあり展望もよくきき北には鎌ヶ岳なども見える。
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積雪があるので、途中の急な下りに結構神経を使い、予定より時間がかかる。
11:40、やっと奥宮の神社がある入道ヶ岳最高点に着き、雪の笹原を通って入道ヶ岳を目指す。
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11:52、鳥居の建つ入道ヶ岳山頂に立つ。
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やや風があり寒いので少し降りた風を避ける窪地で昼食を摂る。
時々雪雲が流れてきてパラパラと雪が舞いだす。
お湯を沸かして暖かいラーメンとコーヒーを飲み身体を温める。
12:30、下山にかかる。
北の頭を経て、宮妻峡への新道を下る。
鎌ヶ岳や御在所岳が雲の間から顔を覘かせている。
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雪解けでぬかるみになった尾根道を下り、13:35、キャンプ場手前の沢に下り立つ。
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飛び石づたいに沢を渡り、キャンプ場を抜けて、13:45、駐車場へ戻る。

湯の山の日帰り温泉で冷えた身体を温めてから帰途に着く。
午後4時半過ぎ名古屋に帰る。



今日の山行は、予想以上の積雪があり、イワクラ尾根のアップダウンに結構時間がかかってしまった。
久し振りのイワクラ尾根であったが、変化に富んだ面白い山行であった。
山遊人

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春待たれる敦賀:野坂岳
2014/03/20(Thu)
3月19日(水)

野坂山地:野坂岳(913.5m)

登山教室の現地学習で、敦賀富士と呼ばれる敦賀市の「野坂岳」に山行する。
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【コースタイム】
野坂いこいの村登山口(8:40/8:55)~栃ノ木地蔵(9:25/9:30)~一ノ岳展望台(10:25/10:35)~野坂岳(11:25/11:55)~第4鉄塔(13:40/13:50)~登山口(14:20)~山集落(14:45)



受講生12名、指導員3名の参加を得て朝7時前にマイクロバスで出発する。
高気圧が張り出し今日一日は天気が良くなりそうである。
北陸道敦賀ICを出て、野坂いこいの村のキャンプ場に8時半過ぎに着く。
日本海側では名古屋とは違いやや雲が出ている天候である。
準備をして8:55に登山口を出発する。
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登山口のあたりは全く雪がない。
谷沿いの道を30分ほど登り、栃ノ木地蔵のある水場に着く。
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ここから山腹道を登り、「行者岩」に寄り道する。
ここからは眼下に敦賀の街が一望である。
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途中で、ほぼ毎日野坂岳に登り、ブログを書いて見える方にお会いする。
長靴で飄々と写真を撮りながら歩いて見える。
残雪の道を少し登って、11:25、一ノ岳に出る。
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ここからも敦賀の街の向こうに敦賀湾が見えている。
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尾根道を登り、ブナの樹林帯が広がる二ノ岳を過ぎて行く。
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残雪の急斜面を登ると、野坂岳山頂小屋が見え、11:25、一等三角点の野坂岳山頂に着く。
青空も出始めた山頂で、全員で記念撮影をする。
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撮影後、風もなく暖かいので山頂で昼食タイムをとる。
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山頂からは、北の敦賀湾の西に「敦賀三山」の一つ西方ヶ岳、すぐ東には岩籠山が近い。
伊吹山は霞んでよく見えない。
南には乗鞍岳から赤坂山にかけての高島トレイルの山々が続いている。
トレイルの鞍部からは琵琶湖がかすかに望まれる。
昼食を食べ、11:55、縦走路を南に下る。
こちらはあまり人が入っていないようで、数日前の踏み跡がかすかについている程度である。
少し下った、尾根が二つに分かれる地点の雪原で反対の尾根に入りそうになり、ブッシュの中を少し戻って本来のルートに戻る。
この辺りは道がすっかり雪の下に隠れており、ガスでも出ていたらよほど地形図とにらめっこをしていないと迷いやすい所である。
本来の尾根道に戻り、徐々に高度を下げていく。
春の芽吹きや紅葉の時には快適な尾根歩きが出来そうな気持ちのいい所である。 
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1時間ほど下って送電線の鉄塔が建つ下降点手前に出る。
少し先へ行った所から北東へ出ている送電線に沿った尾根を急降下する。
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13:45、4つ目の鉄塔まで下りて来る。
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ここからジグザグに下って谷へ下りる。
途中1か所谷を渡り、谷沿いの道を歩いて、13:15、林道手前に出る。
林道を渡る橋が過年度の大雨で流されており、注意して渡る。
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15分ほど林道を下って「山」集落に出る。
黒河川沿いに集落の中を歩いて、14:45、公民館の駐車場で待つバスに乗り込む。

バスで敦賀IC近くの日帰り温泉へ行き、汗を流して帰途に着く。
北陸、名神道を走り、午後6時名古屋に帰りつく。



今日は天気にも恵まれ、残雪の山を楽しく歩くことが出来た。
今回の山行では、雪の中でのルートファインディングなどいい体験が出来た。
教室山行では、本格的な雪の山もこれで最後になりそうである。
山遊人

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季節外れの霧氷の花:鈴鹿キノコ岩
2014/03/15(Sat)
3月15日(土)

鈴鹿:ブナ清水~キノコ岩~ハライド

下見を兼ねて鈴鹿のブナ清水~キノコ岩~ハライドへ一人で山行する。
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天気もよさそうなので急に思い立ち、朝5時半に家を出て、朝明の駐車場に6時半前に着く。
車は1台停まっているだけで、まだ料金徴収のおじさんもいない。
準備をして、6:35に出発する。
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昨晩も少し雪が降ったのか、古い雪の上にうっすらと新雪が積もっている。
天気は思ったよりよくなく、小雪もチラチラと舞っている。
伊勢谷に沿った根の平峠への道を上がり、7:30、峠手前のブナ清水への分岐点へ着く。
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左に折れて伊勢谷源流に沿ったブナ清水への道を行く。
新雪がトレースを隠し分かりにくい所もある。
8:02、ブナ清水に着く。
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結構風があり寒いので少し休んだだけで上を目指す。
ほとんどトレースがない分かりにくい道を登り、8:45、ハライドへの分岐に出る。
ここを右に曲がり、キノコ岩を目指す。
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このあたりからまわりの木々に霧氷が着き始める。
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稜線に出たため風が強い。
しばらく行き、8:58、右に少し入ったキノコ岩に出る。
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キノコ岩が乗っている岩の上に上がると立っていられないくらいの強風である。
しかし、展望はよく御在所山頂のドームも見える。
この時期には珍しい霧氷の景色に見とれてしまう。
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ここから青岳を通って国見岳まで登る予定でいたが、強い風と寒さに気分をそがれ、ここから引き返すことにする。
来た道をブナ清水との分岐まで引き返し、分岐からまっすぐにハライドを目指す。
急な下りの道を滑らないように気を付けて下り、9:50、腰越峠に着く。
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ここで少し休憩をした後、ハライドへ向けて登り返す。
15分ほど登り、10:10、ハライド山頂に着く。
山頂からは御在所方面や釈迦ヶ岳方面がよく見える。
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山頂から朝明への道を下り、10:52、朝明駐車場へ下りて来る。
土曜日だというのに車は10台程しか停まっていない。

名阪道を走り、12時過ぎ自宅に帰る。



今日は天気が良くなりそうな予報だったので急に思い立って出かけたが、思わぬ霧氷の景色に驚かされた。
数日前の寒波で、まだまだ鈴鹿も雪が残っている。
お彼岸も近いが、山はまだまだ春の訪れが遠そうである。
山遊人

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