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山遊人の徒然日記

山と写真をこよなく愛するおじさんのブログです。 山行記録や旅日記また花の写真などを中心によしなし事を載せていきます。 同好の方がみえましたらお立ち寄り下さい。
No  331

雨で敗退の剱岳(長次郎谷)

8月3日(土)~4日(日)

北アルプス:剱岳(2999m)

山仲間2人と一緒に長次郎谷(ちょうじろうたん)からのルートで剱岳へ山行する。

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朝5時前に名古屋を出発し、東海北陸道・北陸道と走り、8時半前に立山駅に到着する。
夏休み中の土曜日のためか駅近くの駐車場はどこも満車状態であり、常願寺川の橋を渡って左に入った駐車場の一番奥に何とか駐車する。
8:40のケーブルで美女平に上がり、9:00発の室堂行きバスに乗ることが出来る。
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バスの車中からは豊富な雪解け水を集めて豪快に流れ落ちる称名の滝が見える。
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弥陀ヶ原より下はガスがかかりあたりの景色は見えなかったが、弥陀ヶ原を抜ける頃からガスが切れ始め剱岳が姿を現す。
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9:50、大勢の観光客で賑わう弥陀ヶ原に着く。
すっかりガスが切れ、立山三山が晴天の空にクッキリと見えている。
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10時過ぎ準備を整え、今日の宿泊地剱沢のテント場に向けて歩き出す。
ミクリガ池の後ろにはこれから登る雷鳥沢から別山乗越のあたりがクッキリと見えている。
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30分ほど歩き沢山のテントが張ってある雷鳥沢のテント場に着く。
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今日は時間も早いので、いつもの雷鳥沢からの道ではなく、新室堂乗越へ上がり、大日岳からの尾根通しの道から別山乗越を目指す。
こちらの道は距離は少し長いが、尾根通しに緩やかに登っていく。
新室堂乗越のコルを右に折れ途中まで登ると、眼下に雷鳥沢から室堂のあたりが小さく見える。
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途中にはコバイケイソウやチングルマの群生地もある。
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さすがに重い荷物に喘ぎ喘ぎしながら登り、13:15、別山乗越に着く。
別山乗越から見る剱岳は、山頂にはガスがかかっているが八つ峰方面が見えている。
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今日のテント場の剱沢に向かって200mほど下り、午後2時前に剱沢野営場に着く。
すでに沢山の色とりどりのテントが張られており、我々は管理小屋から少し上の台地にテントを張る。
一服していると時々ガスの切れ間から剱岳の山頂が姿を現す。
ここから見上げる剱岳の雄姿は、北アルプスでも一番好きな風景であり、いつもながら何度見ても見飽きることがない。
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まだ夕食には早いので剱を眺めながらゆったりとした時間を過ごす。
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午後5時頃から夕食を食べ、6時過ぎにはテントに入る。
明日からの晴天を願って午後8時にはシュラフに潜り込み就寝する。
夜中に目が覚めて、テントを開けて空を見上げると、満天の星空のもと漆黒の空に剱岳が聳えている。
きっと明日は晴天になるだろと期待して再び眠りにつく。

8月4日、朝3時過ぎ目が覚め、暗い中朝食の準備をする。
4時前頃から剱岳への稜線にはヘッドランプの光が続いているのが見える。
朝食を食べていると、明るくなり始めた4時半ごろからガスがかかり始め、ポツポツと雨も降り出してくる。
少し様子を見ようと待っていると雨は段々と本降りになってくる始末である。
ガスもますます濃くなりあたりが全く見えなくなってしまう。
携帯で天気予報を見ると、今日は時々小雨の天気で、明日は更に悪くなる予報である。
残念ながらこれでは長次郎谷からの登高は無理と諦め、午前7時、今回は撤退することに決定する。
雨の中濡れたテントを撤収し、7時半に昨日登ってきた道を下山にかかる。
10時半前室堂に着き、10:40のバスに乗って12時前立山駅に下り立つ。
山麓は暑いくらいの晴天である。
駐車場には昨日よりはさらに車が増え、駐車した車が道路まであふれている。
すぐ近くのホテルで温泉につかり、汗と雨に濡れた身体をさっぱりとして、午後2時、名古屋への帰途につく。
蛭ヶ野あたりでは渋滞に巻き込まれたが、午後6時過ぎ名古屋に帰ってくる。



以前から念願だった長次郎谷からの剱岳山行を計画したが、今回は残念ながら天候に恵まれず撤退するはめになってしまった。
以前に山岳会の方に連れて行ってもらい感動が大だったので、来年はもう一度リベンジして是非登ってみたいと仲間と誓い合った山行であった。
山遊人

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No  330

久し振りの夏空広がる仙丈ヶ岳

7月31日(水)

南アルプス:仙丈ヶ岳(3033m)

来週からの夏山山行のトレーニングを兼ねて、山の会の仲間3人と、南アルプス北部の仙丈ヶ岳へ日帰り山行する。
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早朝3時に集合し、中央道を走り、伊那ICを出て高遠の町から長谷村を通り、登山口の北沢峠へのバスの出る仙流荘へ午前5時過ぎに着く。
既に上の駐車場は満車状態で、下の河原の駐車場に駐車する。
バス停には6:05発の一番バスに乗るため20人ほどが並んでいる。
15分ほど早く、5:50のバスに乗り南アルプス林道を北沢峠まで上がる。
昨日までの雨や曇りの天気もあがり、今日はいい天気になりそうである。
6:40、北沢峠に着く。
さすがに2000mを越えているので肌寒いくらいの気温である。
準備をして6:50、仙丈ヶ岳への登山口から登り始める。
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原生林の中の尾根道を登って行くと、左手の木の間越しに三角錐の北岳が見え隠れする。
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1時間半ほど登り、8:20、藪沢大滝の頭に出る。
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ここから急になる道を少し登ると樹林帯を抜け、振り返ると甲斐駒ヶ岳が右肩に摩利支天を従えて雄大に聳えているのが見えてくる。
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ハイマツ帯の緑の中をグングンと登っていく。
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9:30、小仙丈ヶ岳(2855m)に出る。
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前方には大きなカールの斜面を落として仙丈ヶ岳が聳えている。
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東にはすぐ近くに北岳がせり上がり、左肩には富士山が雲の上に頭を出している。
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小仙丈ヶ岳からは前方に仙丈ヶ岳をみながら展望のきく尾根道を快調に歩を進める。
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10:37、大勢の登山者で賑わう仙丈ヶ岳山頂に立つ。
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山頂からは360度の大展望が広がる。
足元の藪沢カールの底には仙丈小屋が小さく見え、その後ろには鋸岳、さらに奥には八ヶ岳連峰が広がっている。
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北東には鳳凰三山の地蔵岳のオベリスクもよく見える。
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北岳はますます近くに迫って見える。
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遠く中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、北アルプスの槍・穂高連峰も雲の上に顔を覘かせている。
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展望を楽しみながらゆっくりと昼食を摂る。
11:05、下山にかかり、仙丈小屋目指してカールの底へ下りて行く。
途中にはイワギキョウ(チシマギキョウ?)などの高山植物がチラホラと見られるが、鹿の食害のためか以前に比べると激減してしまっている。
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11:35、仙丈小屋に着き、仙丈ヶ岳や甲斐駒ヶ岳を眺めながらの贅沢なコーヒーを頂く。
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小屋から馬の背ヒュッテに向けて下る。
振り返ると仙丈ヶ岳が小さくなる。
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少なくなってはいるが所々で花が見られる。
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12:30、馬の背ヒュッテに着く。
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ヒュッテのあたりのお花畑には柵が張り巡らされ、鹿の食害の被害が深刻であることがわかる。
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少し下がると藪沢道との分岐に出る。
今年は残雪が多く藪沢から大平山荘への道は通行禁止になっている。
残雪の藪沢源頭を渡り、藪沢小屋へのトラバース道を行く。
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藪沢小屋を過ぎ、13:00、藪沢大滝の頭へ出て、予定の午後4時より一本前のバスに乗るため来た道を駆け下る。
13:51、北沢峠に下り立つ。
14:30の臨時バスに乗り、仙流荘へ14:20に着く。
仙流荘の温泉で汗を流した後中央道を走り、午後7時半ごろ名古屋に帰ってくる。



今日は南アルプス方面も久しぶりに晴れたらしく、絶好の夏空のもと登山日和に恵まれた。
やはり晴天の3000mの尾根歩きは快適で、気持ちの良い山行が出来た。
一緒に行った皆さんも非常に元気に歩き通すことができ、来週の夏山山行へ自信が湧いた山行であったと思う。
山遊人
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