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残雪まばゆい奥美濃:野伏ヶ岳
2013/03/31(Sun)
3月29日(金)~30日(土)

野伏ヶ岳(1674m)

登山教室の山仲間と奥美濃・石徹白の野伏ヶ岳へ山行する。

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3月29日(金) 天候:曇り

16名の参加を得て、マイクロバスで東海北陸道を走り、桧峠を越え、石徹白の中居神社に9時過ぎに着く。
現地は曇りがちな天候である。
駐車場には5、6台の車が停まっている。
今日は石徹白の町の民宿に泊まり、明日「野伏ヶ岳」に登る予定である。
足慣らしに、「石徹白の大杉」まで行く。
準備を整え、9:35、車はまだ通れない大杉への林道を歩き始める。
すぐに道路上には残雪が現れ、残雪に足をとられて歩きにくい。
所々、斜面から崩れてきたデブリが道をふさいでいるが、注意をして通過する。
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淡々とした石徹白川沿いの林道を2時間以上歩き、やっと12時過ぎに大杉下の駐車場に着く。
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休憩所の建物の中で昼食を摂る。
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昼食後、少し上がったところにある大杉を見に行く。
雪がなければ階段状の道であるが、残雪に隠されてまったくわからない。
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15分ほど登って、大杉の下に出る。
1800年経つ大杉の下で皆で記念撮影をする。
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下りは、シリ制動で下りてくる。
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帰りも同じ道を引き返す。
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バスに戻って、桧峠の日帰り温泉に行き、汗を流してから民宿に入る。
我々だけしか泊まっていない民宿で、夕食を食べながら就寝までのひと時を過ごす。
林道歩きで皆思ったより疲れたのか、午後8時過ぎには就寝する。



3月30日(土) 天候:快晴

今日はいよいよ野伏ヶ岳へ登る日である。
朝4時半頃起き、5時から朝食を食べた後、中居神社までバスで送ってもらい、5:50、石徹白川に架かる橋を渡って、和田牧場跡への林道を歩き始める。
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杉林の中の林道を徐々に登っていき、途中から林道をショートカットして尾根を登って、7:15、やっと和田牧場跡の広い雪原にでる。
ちょうどガスの中から野伏ヶ岳がその雄姿を現す。
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今は雪で隠れた池のほとりを巻いて、ダイレクト尾根の下部から尾根に取り付く。
急な斜面をジグザグに登って行く。
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8:20、やっと尾根上に出て、リーダーからピッケルの使い方の講習を受ける。
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尾根上は雪が締まっており、アイゼンもワカンもいらない。
ブナなどがまばらに生えた尾根を高度を上げて行く。
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徐々に木々が少なくなり、傾斜が増して苦しい登りが続く。
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頂上直下の最後の急登が待っている。
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10:10、やっと真っ白な山頂に立つ。
一点の雲もない快晴の山頂からは、まさに360度の大パノラマが広がる。
特に北には真っ白な白山連峰が印象的に聳えている。
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北東に目を移せば、御嶽、乗鞍から、遠く北アルプスの穂高から槍へ続く稜線も見えている。
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南には、荒島岳や能郷白山方面も白く浮かんでいる。
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山頂で皆で記念撮影をする。
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簡単に昼食を食べた後、少し風があるので、早目に下山にかかる。
下りは北東尾根を降りる。
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こちらはあまり歩かれていないようで、広い尾根をほとんどシリ制動で下る。
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11:30、あっという間に尾根の基部に下り、樹林帯を巻いて、登りに通った道に戻る。
途中の雪原にはテントが張られている。
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最後に、振り返って登ってきた野伏ヶ岳の雄姿を目に焼き付ける。
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12:30、和田牧場跡を通り、午後1時半過ぎ、橋を渡って神社前に帰り着く。
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待っていたバスに乗って、温泉で汗を流してから帰途に着く。
午後5時半前に名古屋に帰着する。



今回は、残雪期にしか登れない、奥美濃の山で、春山の楽しさを存分に味わえた山行であった。
絶好の天気にも恵まれ、参加された皆さん大いに満足した山行であったと思う。
この山行を計画して頂いたリーダーに改めて感謝をしたい。

                     山遊人
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残雪の高島トレイル:大谷山
2013/03/18(Mon)
3月16日(土)

高島トレイル:大谷山(813.9m)・寒風(840m)

下見を兼ねて、山仲間と一緒に滋賀県の高島トレイル:大谷山に山行する。
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3月も中旬になりめっきり春めいた陽気が続き、山も雪解けが急速に進んでいる。
午前6時前に名古屋を出て、木之本ICから琵琶湖北岸の海津大崎を通る。
湖岸の桜のつぼみはまだまだ固いが、4月中旬頃には満開の桜で賑わうことだろう。
メタセコイアの並木を通り、7:40、マキノスキー場の駐車場に着く。
スキー場の雪はすっかり解けているが、稜線上にはまだ白く残っている。
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今日はここに車を置き、メタセコイア並木を通って、4キロ南の石庭の登山口から登る予定である。
準備をして、7:50、登山口を目指して歩き始める。
すっかり葉を落としたメタセコイアの並木が春の青空に幾何学的に続き美しい。
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50分ほど歩いて「ピッグランド」の交差点で右に回り、石庭の集落を通り、8:40、石庭の大谷山登山口に着く。
動物除けのフェンスがあり、そこの扉を開けて登山道に取り付く。
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しばらくは暗い杉林の中の雨で掘れた登山道を登って行く。
30分ほど行くと徐々に残雪が深くなり、ツボ足では潜ってしまうので、ここでスノーシューを装着する。
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尾根上の道を行き、予定では分岐で右の展望コースをとる予定であったが、こちらの道はあまり歩かれていないようで、トレースがまったくなく、分岐が分からなくて谷へ降りてしまう。
谷の横のかなり急な斜面を滑らないように注意してトラバースする。
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11:10、やっと雪に埋もれた稜線上の白石平へ行く道標を見つける。
この辺りはブナの林が続き、雪解けで造形的な風景を作っている。
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ここから急な尾根を登り白石平手前の稜線に出る。
稜線上にはまだ雪がたっぷりと残り、亀裂が入り崩れ落ちそうな雪庇が張り出している。
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稜線を30分ほど歩いて、10:45、大谷山山頂につく。
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さすがに稜線上は風が強いので、少し稜線を降りたところで昼食タイムを取る。
30分ほど休憩をして、さらに北の寒風を目指す。
この頃より青空が隠され、黄砂の影響か視界がやや悪くなる。
一旦少し下り、再び登り返して、13:05、寒風に着く。
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寒風からは北に赤坂山方面が見えている。
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眼下には琵琶湖が霞んで見える。
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ここから赤坂山方面へ行く予定であったが、雪のため予想より時間がかかってしまい、予定を変更してスキー場に下ることにする。
ブナの林の続く尾根を下り、30分ほどでスキー場が見下ろせる展望地に着く。
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途中でスノーシューをはずし、すっかり雪の消えたスキー場の斜面を下って、午後2時半前駐車場に戻ってくる。
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スキー場下の日帰り温泉で汗を流してから帰路につき、午後5時過ぎ名古屋に帰る。



高島トレイルは標高は低いが、日本海が近いためか予想より雪が多く残っていた。
もう少しするとこの雪も融け、今度はトクワカソウなどの花の綺麗な季節を迎える。

                      山遊人
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富士山の展望台:竜ヶ岳
2013/03/06(Wed)
3月5日(火)

毛無山塊:竜ヶ岳(1465m)

登山教室の生徒の皆さんと、「ダイアモンド富士」で有名な静岡・山梨県境の毛無山塊の「竜ヶ岳」に山行する。
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暦の上では「啓蟄」ということで厳しかった今年の冬もやっと去り、春の足音が近づきつつある。
朝6時半過ぎ名古屋を出発し、新東名を走り、新富士ICを出てR139を北上し、朝霧高原の道の駅に9時半前に着く。
富士山の肩に少し雲がかかっている程度の素晴らしい晴天で、暖かな日和である。
休憩した後、国道を少し先に行った井之頭小学校根原分校を過ぎてすぐの道を左に入り、車止めのある浅間神社横の駐車場に9:30に着く。
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準備をした後入口にあるポストに駐車料金500円を入れて出発する。
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杉林の林道をしばらく行くも、三叉路で道を間違えてしまい少し遠回りをしてA沢貯水池横を通過する。
前には丸い竜ヶ岳の山頂が見え、振り返ると富士山が大きい。
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10:30、東海自然歩道が交わる端足峠入口に着く。
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入口からしばらくは暗い針葉樹の林を緩やかに行くが、徐々に傾斜がきつくなるつづら折れの道を登り、落葉樹の林を過ぎて、11:00、少し雪の残る端足峠に着く。
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左に雨ヶ岳への道を分け、大きく広がる富士山のすそ野を見ながらの楽しい歩みである。
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明るいブナの林の中の尾根道をしばらく行く。
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すこし下った鞍部からいよいよ200mほどの竜ヶ岳への登りにかかる。
雪解けでドロドロにぬかるんだ道をジグザグに高度を上げて行く。
傾斜が緩くなり樹林が切れるとあたりは笹原に変り、前方に富士山が姿を現す。
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12:05、青空に大きく富士山が聳える広い竜ヶ岳山頂に着く。
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他に2人のパーティーがいるだけの静かな山頂で、眼前に富士山を見ながらの贅沢な昼食タイムである。
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西には南アルプスの連山が真っ白に雪を頂いて連なっている。
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飽きるまで富士山を見た後、12:45、もと来た道を下山にかかる。
少し凍っている箇所があったので、下りは簡易アイゼンを装着する。
気温が上がり更にドロドロになった道を下り、端足峠でアイゼンを外し、もと来た道を下って、午後2時頃A沢貯水池に出る。
目の前に富士山を見ながら三々五々のんびりと下る。
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14:25、駐車場に戻る。

少し時間があったので、帰りに湖面に映る逆さ富士を見られないかと近くの「田貫湖」に立ち寄る。
残念ながら少しさざ波が立ち湖面に映る富士山は見られないが、午後の陽を浴びて更にクッキリと富士山が聳えている。
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富士宮市の立ち寄り温泉に入った後、新東名を走って午後8時過ぎ名古屋に帰ってくる。



春の訪れが近づいたような暖かな日和に恵まれ、一日中仰ぐぎ見る富士山の雄姿を堪能した山行であった。

                           山遊人

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一等三角点の山:屏風山と岩村の町散策
2013/03/04(Mon)
3月3日(日)

屏風山(794.1m)

所属山岳会の同期会で岐阜県瑞浪市にある「屏風山」に山行する。
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【コースタイム】
寿老滝登山口(8:25/8:35)→胸突八丁(9:08)→北屏風山(9:42)→屏風山(9:44/10:00)→馬の背山(10:23)→黒の田東湿原(10:36/11:00)→寿老滝駐車場(11:47/11:55)



前日の強風も収まり、暖かくなりそうないい天気である。
朝7時前に集合し、20名の参加を得て、マイクロバスで中央道を走り、恵那ICを出て、恵那市三郷の椋実ダムを通り、8:25「寿老の滝」駐車場に着く。
ストレッチ、準備をして、8:35、屏風山に向けて少し雪の残る林道を歩き始める。
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林道を30分ほど歩いて、9時過ぎ屏風山登山口に着く。
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急な樹林帯の尾根道を上がり、稜線に出てすぐ右手に「大栂の木」の案内があり、5分ほど寄り道をして見に行く。
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300年以上経っているという立派な栂の大木を皆で見上げる。
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見学後、もとの登山道に戻り、最後の急坂を上り北屏風山山頂に着く。
この山頂は樹林の中で展望がきかない。
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一旦下り、少し上り返し、9:44、一等三角点の建つ屏風山山頂に着く。
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さすがに一等三角点の標柱は大きく立派である。
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山頂からは北東近くに恵那山がどっしりと聳えているのが見える。
空気が澄んでいれば、遠く白山連峰なども見ることが出来るが、今日は残念ながら霞んで見ることができない。
山頂で山座同定などをしてしばらく休憩をした後全員で記念撮影をする。
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休憩の後、さらに南へ稜線を辿る。
途中の展望の効く所からは残雪をいただいた「御嶽山」が見える。
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「八百山」、「馬の背山」のピークを経て南に下り、林道を越えて、11:36、「黒の田(東)湿原」に出る。
この湿原は、2.5ヘクタールもある東濃地方では最大の湿原だそうである。
湿原の真ん中には木道も設置されており、夏の時期になるといろいろな湿原の植物が花を咲かせるらしい。
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風もなく暖かいので思い思いの場所で皆ゆっくりと休憩をする。
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11:00、湿原から少し下り、寿老の滝から上がってきている林道に出る。
残雪が氷って滑りやすい道を30分以上下り、11:47、寿老の滝に戻ってくる。
寿老の滝はこの辺りでは有名な滝だそうである。
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待っていたバスに乗り、昼過ぎ岩村の町へ行く。
町中は、暖かな春の陽に誘われて大勢の観光客で賑わっている。
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ちょうど雛祭りで、どこの家にもお雛さまが飾ってある。
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一軒ある酒蔵では蔵開きも行われ、新酒を味わう催しも開かれている。
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美味しい新酒を少し味わいながら皆で町の中をブラブラと散策する。
午後3時前、待っているバスに乗り、中央道を走り、午後4時名古屋に帰ってくる。



東濃の屏風山は一等三角点のある山として知られているが、今回のコースは3時間ほどで歩ける、ちょっとした山行には最適の山であった。
他にもいくつか登山コースが開かれており、湿原に花が咲く頃にでももう一度訪れてみたい山であった。

                      山遊人
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