4月29日(水)
三河の蒲郡市の宮路山、五井山、御堂山の三山へ、所属する山の会の同期で作っている「山路会」のメンバー11名で山行をする。
350m~450mの里山と言っていいほどの山であるが、地元では昔から休日のハイキングコースとして知られた山々である。
旧東海道赤坂宿からJR大塚駅までの三山縦走なので、6時間近くかかるロングコースである。
コースタイム
名電赤坂駅8:45→旧赤坂宿登山口9:15→10:27宮路山10:35→11:53五井山12:35→13:20国坂峠→14:07御堂山14:15→15:13JR大塚駅
4月18日(土)
青木ヶ原の樹海ハイク
以前に仲間が宿泊したことのある南アルプス赤石岳避難小屋の方に案内をしていただいて、富士山の裾野に広がる青木ヶ原樹海のハイクに誘ってもらったので一緒に参加する。
5時に名古屋を出て東名を走り、8時過ぎ待ち合わせ場所の朝霧高原の道の駅に着く。
残念ながら富士山は春霞の中に時々頭を出す程度である。
ツガなどの茂る原生林の道なき道を、樹海の成り立ちなどの案内を受けながら奥へと進んでいく。
ガイドがないと自分たちだけでは行けないようなところである。
森の中には巨大なサルの腰掛や見たことのないようなキノコなどが生えている。
溶岩が樹木を包んで後に残った大きな穴なども残っている。
道が木の根や落ち葉に隠されているので、うっかりしてこのような穴に落ちてしまわないよう注意して進む。
溶岩が流れなかった斜面には大きなブナなどの樹木も残っている。
しばらく歩き天然記念物となっている富士の風穴入り口に出る。
風穴とは、流れ出た溶岩が冷えて中のガスが抜けた所が空洞になってできた洞窟で、中は年間を通じて0度近い温度だということである。
直径20m、深さ10mほどの穴がぽっかりと口をあけ、底には岩の割れ目がある。
ヘッドランプを点け、その割れ目から風穴の中へ入っていく。
中は真っ暗ですごく寒い。
足元の岩が凍ってツルツルで滑りやすい斜面を注意して下りていく。
頭上からはツララが垂れ下がっている。
ここまでにリタイアをする方も出てくる。
一番奥の人一人が這いつくばって通るのがやっとという狭いところを苦労して通り抜ける。
行きついた奥のホールで全員がランプを消して真っ暗な静寂の中に身を置く。
まったく何も見えない真っ暗闇というは初めての体験である。
体験を終わり引き返し、外の明かりが見えてきたときにはホッとする。
4月11日(土)
コースタイム
今畑登山口7:30 → 8:18笹峠 → 9:13近江展望台 → 10:15霊仙山最高点 → 10:27霊仙山三角点11:25 → 12:05お猿岩12:10 → 12:40汗ふき峠 → 13:22今畑登山口
ここ2、3日初夏のような天気が続いている。
3月下旬に鈴鹿の霊仙山のフクジュソウを見に行く予定であったが、天気が悪く中止になったので、多分もう遅いと思いながらも、いつもの仲間2人と再度西南尾根からの霊仙山山行を計画する。
高速が混雑することを予想して、5時半名古屋を出発する。
名神高速を走り、彦根ICで出る予定であったが、うっかりしてICを通り過ぎてしまい、八日市ICから引き返したため、30分ほどロスをする。
改めて彦根ICを出て、「河内の風穴」を通り、霊仙部落の今畑登山口へ7時間前に到着する。
すでに先客が2、3台駐車してある。
7時半に登山口を登り始め、杉林の急登を40分ほどで笹峠に出る。
稜線に出ても風もまったくなく、暑いくらいのいい登山日和である。
峠から草付きの今日一番の急登を1時間ほど上り、近江展望台へ9時過ぎ到着する。
春霞みで琵琶湖がうっすらと煙って眼下に見える。
昨年来た時はここを過ぎてからフクジュソウの群落に出会ったので、注意深く周りを見渡しながら歩くも、やはり盛りの時期を過ぎているのかほとんど出会わない。
しばらく歩き、南霊岳の日陰になった灌木帯の中にやっと満開の群落を見つける。
予想していたより多くあり、思わぬ贈り物である。
写真を撮りながらゆっくりと稜線を辿り、最高点を10時過ぎ通過し、三角点のある山頂に10時半に到着する。
ほとんど風もなく暖かな日和に多くの登山者が憩っている。
霊仙は笹の茂ったカルスト台地がおおらかにうねっており、いつ来ても気持ちのいいところである。
我々も1時間ほどゆっくりと昼食を摂り、11時半前に下山にかかる。
醒ヶ井へ下る登山道を辿り、汗ふき峠から大洞谷へ下り、2時間ほどで今畑登り口へ下山する。
彦根の日帰り温泉で汗を流し、午後4時過ぎ帰名する。
西南尾根からの道は登山者も少なく、フクジュソウも何とか見ることができ、暑いくらいの天気にも恵まれ気持ちのいい今年最初の春の山行であった。
山遊人
笹峠上の気持ちいい斜面
近江展望台
フクジュソウ発見
段々と多くなる
灌木の中の群落
太陽を浴びて今が最盛期
山頂近くのカルスト台地(後ろは伊吹山)
Author:山遊人
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我が家の番犬だったウィルくんです。安全で楽しい登山を願っています!
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