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憧れのイタリア紀行(7)
2009/03/18(Wed)
 3月18日(水)
     ローマをあとに帰宅の途に


朝9時前迎えの車で、ローマ・フィウミチーノ空港まで送ってもらう。
11時50分発のアリタリア航空に乗り、雪のアルプス山脈を越え、14時にフランス・ドゴール空港へ着く。

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しばしの待ち合いのあと、16時50分発のJALに乗り、12時間のフライトで、日本時間3月19日(木)12時50分に中部国際空港へ無事到着する。
折しも名古屋では桜の開花の暖かな日である。


今回のイタリアの旅は、天候に恵まれ、予定通りのコースを回ることができた。
ヨーロッパの国の中でも最も古い3000年の歴史を持つイタリアの一端を垣間見ることができたいい旅であった。
歴史や伝統を大切にする国であることを実感する。
治安もよく、人々も親切で、好きな国の一つに入りそうである。
今度は機会があったら陽気な南イタリアを訪れてみたいものである。

イタリアで出会った人々とネコ

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                     了
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憧れのイタリア紀行(6)
2009/03/17(Tue)
3月17日(火)
      古代遺跡の宝庫ローマ市内観光


朝7時半にバチカン博物館へ行き、個人客は予約が取れないので、並んで開館を待つ。

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8時15分入館し、館内を見学する。
長い回廊の天井の絵画や壁画を見ながら、今回の旅の目的の一つである「システィーナ礼拝堂」を目指す。

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礼拝堂内は薄暗く、その天井一面に有名なミケランジェロの「創世記」の天井画や「最後の審判」の壁画が描かれている。
テレビや美術誌などでは見ていたが、周囲の椅子に座り、実際のものを目の当たりにしてしばし鑑賞に浸る。

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システィーナ礼拝堂天井画(ミケランジェロ)

美術館出口の螺旋階段が幾何学模様で面白い。

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博物館を出て、いよいよバチカン市国へ入る。

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サンピエトロ広場を横切り、正面にある巨大なクーポラを330段の階段で喘ぎながら屋上へ上る。
屋上からは、下にサンピエトロ広場やローマ市内、白い雪をいただくアルプスの峰が見渡せる。

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クーポラを下り、カトリックの総本山の大聖堂内の巨大さに驚かされる。

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広場を通り、中世の城跡のサンタンジェロ城へ行く。
ここからの大聖堂やテベレ川の眺めも素敵である。

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天使像のあるテベレ川にかかるサンタンジェロ橋を渡り、また昨日行ったスペイン広場へ行く。

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ここから地下鉄で、フォロ・ロマーノのパンテノンの丘へ行き、ちょうど白や黄色の花が咲く馬場の遺跡などを見る。

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そこから更に、歩いてカラカラ浴場跡を訪れる。
ここは、古代の浴場跡であるが、浴場といってもサウナなどを兼ねた一種のサロンであり、巨大なものである。
少し離れているので、団体の観光客も来ず、静かな雰囲気の中に立つ遺跡である。

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昨日からローマ市内を本当によく歩き、ほとんどの旧跡、寺院などを見ることができ大満足である。
ツアー旅行ではこういうわけにはいかないだろう。
イタリア最後の夕食に駅前のレストランで食事をするも、おなかの調子を壊すほど食べ過ぎてしまう。
                    つづく
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憧れのイタリア紀行(5)
2009/03/16(Mon)

3月16日(月)
      フィレンツェからローマへ

9時前のユーロスターに乗り、1時間半でローマのテルミニ駅に着く。

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地下鉄やバスに乗り放題で、観光2施設に入場することができる3日間有効なローマパスを購入して、いよいよローマ市内の観光に出発する。
地下鉄でホテルへ行き、チェックイン後、地下鉄で古代都市跡のフォロ・ロマーノに行く。
古代ローマ遺跡の中心であるフォロ・ロマーノは、広大な敷地の中に元老院跡、凱旋門などの遺跡が点在し、往時のシーザーなどの活躍の跡である。

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その後、隣にあるローマ遺跡の中で最も有名なコロッセオに行く。
古代ローマの円形闘技場で、5万人以上収容できる巨大なものである。
中に入ると、現在のドーム球場よりも広く大きく、ここでグラディエーターと猛獣などが戦うところを大観衆が観戦したのであろう。

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コロッセオを出て、一つ丘を越えて、映画「ローマの休日」で有名になった「真実の口」がある教会へ行く。
観光客が並んで待ち、口の中へ手を入れて写真を撮っている。

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更に歩いてベネチア広場へ行き、巨大なローマのランドマークであるビクトリアーノに着く。
ここの上からはコロッセオやパラティーノ丘などローマの街並みを一望できる。

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カンピドーリオ広場やナボーナ広場を通り、古代ギリシャ建築をまねたパンテオンへ行く。

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更に繁華街を通り、有名なトレビの泉へと足を延ばす。
泉の周りは観光客でいっぱいで近付けないほどである。
再度ローマを訪れることができるように皆が肩越しにコインを投げている。

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次のスペイン広場では、「ローマの休日」でオードリ-・ヘップバーンが食べたアイスクリームを食べ、階段に座りローマの夕日を眺める。

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ローマの街はどこを歩いても、遺跡、観光地だらけであり、3000年の古代都市の歴史が息づいている。
まだ、明日一日あるので、今日は早めにホテルへ帰り、ゆっくりと休息する。
                     つづく

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憧れのイタリア紀行(4)
2009/03/15(Sun)

3月15日(日)

   ルネサンスの薫りする花の街フィレンツェ観光


今日は1日フィレンツェの街を散策する日である。
8時、シニョリア広場、ベッキオ橋、ダビデ像、ネプチューン像などを見てから、予約を取ってある待望のウフィツィ美術館に入場する。

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ウフィツィ美術館前には、ダビンチなどゆかりの芸術家や宗教家の像が多く並んでいる。

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入り口では厳重なセキュリティーチェックがある。
美術館は3階建てのコの字型の建物であり、3階が絵画館で、有名なボッティチェッリの「ビーナス誕生」「春(プリマベーラ)」や、ダビンチ、ミケランジェロ、ラファエル、ティツィアーノなどの作品を鑑賞する。
ボッティチェッリの2作品は予想以上に大きかったが、もう少し明るいところで見ることができるとよい……。

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ウフィツィ美術館の作品群

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ビーナス誕生            春(プリマべーラ)
(ボッティチェッリ)         (ボッティチェッリ)
 

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受胎告知(ダヴィンチ)          聖家族(ミケランジェロ)

美術館を出た後、フィレンツェの象徴であるドゥオモの大クーポラは日曜のため上ることができず、その横にある高さ85m414段のジョットの鐘楼へ上る。

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目の前のドゥオモやフィレンツェの街が一望できる。
それにしてもドゥオモのあきれるほどの大きさや、シロ、ピンク、グリーンの幾何学模様で装飾された外壁には驚かされる。

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向い側には、ミケランジェロが「天国の扉」と名付けた、金色に輝くギベルディの門がある。

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その後、たまたまメディチ家の宮殿ではラファエロ展をやっており、「聖母子像」の絵を鑑賞する。

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聖母子像展

フィレンツェの街は古い建物が多く、ごちゃごちゃとしているが、ルネサンス時代の雰囲気をよく残した街並みである。
古い建物の中世のような扉から何気なく現代人が出入りをしている。
古いものを大切にするヨーロッパの伝統であろう。
                      つづく

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憧れのイタリア紀行(3)
2009/03/14(Sat)
3月14日(土) 
      ベネチアからフィレンツェへ

9時前の国鉄ユーロスターで2時間半かかり、フィレンツェのサンタマリアノベラッチ駅へ移動する。

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昼前に駅前から少し入ったところにあるホテルにチェックインし、荷物を預けて再び電車で約1時間の斜塔で有名なピサの街へ向かう。

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駅前の繁華街を抜け、アルノ川を渡り、30分ほど歩いてドゥオーモと斜塔のある広場に着く。
最初に目に飛び込んできた斜塔は、想像以上に傾いており、あれでよく立っているものであると感心する。

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斜塔に上るために15時の予約をとり、荷物を預けて、待っている間に緑の芝生と白の大理石が美しいドゥオモや、立ち並ぶ土産物屋を散策する。

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予定の時間少し前に並び、55m293段のせまい螺旋階段を上り、斜塔の屋上に出る。
屋上からは眼下の芝生広場や、赤い屋根の続くピサの街を見下ろすことができる。斜塔の影が芝生に落ちている。

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17時半フィレンツェに戻り、バスで街が見渡せる高台にあるミケランジェロ広場に行く。
ここからはアルノ川を眼下に、夕やみ迫るフィレンツェの街のひときわ際立つドゥオモやベッキオ橋が一望である。

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帰りは徒歩で、有名な貴金属店が立ち並ぶベッキオ橋を渡り、ドゥオモを通ってホテルへ帰る。
                   つづく

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