憧れのイタリア紀行(6)
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2009/03/17(Tue)
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3月17日(火)
古代遺跡の宝庫ローマ市内観光 朝7時半にバチカン博物館へ行き、個人客は予約が取れないので、並んで開館を待つ。 8時15分入館し、館内を見学する。 長い回廊の天井の絵画や壁画を見ながら、今回の旅の目的の一つである「システィーナ礼拝堂」を目指す。 礼拝堂内は薄暗く、その天井一面に有名なミケランジェロの「創世記」の天井画や「最後の審判」の壁画が描かれている。 テレビや美術誌などでは見ていたが、周囲の椅子に座り、実際のものを目の当たりにしてしばし鑑賞に浸る。 美術館出口の螺旋階段が幾何学模様で面白い。 博物館を出て、いよいよバチカン市国へ入る。 サンピエトロ広場を横切り、正面にある巨大なクーポラを330段の階段で喘ぎながら屋上へ上る。 屋上からは、下にサンピエトロ広場やローマ市内、白い雪をいただくアルプスの峰が見渡せる。 クーポラを下り、カトリックの総本山の大聖堂内の巨大さに驚かされる。 広場を通り、中世の城跡のサンタンジェロ城へ行く。 ここからの大聖堂やテベレ川の眺めも素敵である。 天使像のあるテベレ川にかかるサンタンジェロ橋を渡り、また昨日行ったスペイン広場へ行く。 ここから地下鉄で、フォロ・ロマーノのパンテノンの丘へ行き、ちょうど白や黄色の花が咲く馬場の遺跡などを見る。 そこから更に、歩いてカラカラ浴場跡を訪れる。 ここは、古代の浴場跡であるが、浴場といってもサウナなどを兼ねた一種のサロンであり、巨大なものである。 少し離れているので、団体の観光客も来ず、静かな雰囲気の中に立つ遺跡である。 昨日からローマ市内を本当によく歩き、ほとんどの旧跡、寺院などを見ることができ大満足である。 ツアー旅行ではこういうわけにはいかないだろう。 イタリア最後の夕食に駅前のレストランで食事をするも、おなかの調子を壊すほど食べ過ぎてしまう。 つづく |
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憧れのイタリア紀行(5)
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2009/03/16(Mon)
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3月16日(月) 地下鉄やバスに乗り放題で、観光2施設に入場することができる3日間有効なローマパスを購入して、いよいよローマ市内の観光に出発する。 その後、隣にあるローマ遺跡の中で最も有名なコロッセオに行く。 コロッセオを出て、一つ丘を越えて、映画「ローマの休日」で有名になった「真実の口」がある教会へ行く。 更に歩いてベネチア広場へ行き、巨大なローマのランドマークであるビクトリアーノに着く。 カンピドーリオ広場やナボーナ広場を通り、古代ギリシャ建築をまねたパンテオンへ行く。 更に繁華街を通り、有名なトレビの泉へと足を延ばす。 次のスペイン広場では、「ローマの休日」でオードリ-・ヘップバーンが食べたアイスクリームを食べ、階段に座りローマの夕日を眺める。 ローマの街はどこを歩いても、遺跡、観光地だらけであり、3000年の古代都市の歴史が息づいている。 |
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憧れのイタリア紀行(3)
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2009/03/14(Sat)
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3月14日(土)
ベネチアからフィレンツェへ 9時前の国鉄ユーロスターで2時間半かかり、フィレンツェのサンタマリアノベラッチ駅へ移動する。 昼前に駅前から少し入ったところにあるホテルにチェックインし、荷物を預けて再び電車で約1時間の斜塔で有名なピサの街へ向かう。 駅前の繁華街を抜け、アルノ川を渡り、30分ほど歩いてドゥオーモと斜塔のある広場に着く。 最初に目に飛び込んできた斜塔は、想像以上に傾いており、あれでよく立っているものであると感心する。 斜塔に上るために15時の予約をとり、荷物を預けて、待っている間に緑の芝生と白の大理石が美しいドゥオモや、立ち並ぶ土産物屋を散策する。 予定の時間少し前に並び、55m293段のせまい螺旋階段を上り、斜塔の屋上に出る。 屋上からは眼下の芝生広場や、赤い屋根の続くピサの街を見下ろすことができる。斜塔の影が芝生に落ちている。 17時半フィレンツェに戻り、バスで街が見渡せる高台にあるミケランジェロ広場に行く。 ここからはアルノ川を眼下に、夕やみ迫るフィレンツェの街のひときわ際立つドゥオモやベッキオ橋が一望である。 帰りは徒歩で、有名な貴金属店が立ち並ぶベッキオ橋を渡り、ドゥオモを通ってホテルへ帰る。 |
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