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新緑まぶしい戸倉山
2008/05/17(Sat)

5月17日(土) 新緑まぶしい戸倉山(伊奈富士)(1681m)

今日は所属の山岳会の研修山行で、伊那谷の戸倉山へマイクロバスで山行する。
戸倉山は中央アルプスや南アルプスの展望のよい山としても知られている。
朝7:30金山発、10時に戸倉山キャンプ上に着く。
ストレッチをして10:15キャンプ場を出発する。
今日は、新人の研修山行であるので、割とゆったりとしたペースで、途中ポイントでは止まって、コンパスの使い方や読図の仕方を講師の先生に教えてもらう。
歩きやすい道で、ミツバツツジの保護区やカラマツの新緑の林を抜け、1時間少しで、金明水のあるあずまやに到着する。

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ここから少し登りがきつくなるも、たいしたアルバイトもなく12:00戸倉山西峰に到着する。
やや雲が出始めたが、中央アルプスが雪をいただいて、伊那谷を隔てて聳えている。
東には南アルプスの仙丈ヶ岳も間近に見える。

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いったん下り10分ほどで三角点のある東峰に到着する。
薬師如来が奉られた山頂からは、東に南アルプスの甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳が指呼の間である。

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特に仙丈ヶ岳は堂々とした姿を誇っている。
今年は雪が異常に多いようである。

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素晴らしい眺望を充分に堪能して、13:00下山にかかり、帰りは上の森コースを下って14:20バスが待つ林道に到着する。
駒ヶ根のこまくさの湯で汗を流し、18:30無事帰名する。

新緑がみずみずしい中、身も心も緑に染まりそうであった。
昨年度入会した者の同期会も出来、有意義な山行であった。

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無量寿寺かきつばた満開
2008/05/14(Wed)

5月14日(水) 知立無量寿寺かきつばた満開

朝早く起きて伊勢物語で有名な知立無量寿寺のかきつばたを見に行って来た。
今年は例年よりも1週間ほど開花が遅れたということである。
境内を入って右手の池や竹やぶを抜けたお茶室前の池の花は今がちょうど満開である。

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ところが今年は、境内裏手のいちばん大きい池は花がとても少ない。
毎年のように来ているが、今まででいちばん少ないように感じる。
何とか写真を撮るも、アングルが限られてしまう。

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本堂前に「ひともとすすき」というすすきがある。
このすすきの葉を片手で結ぶと願い事がかなうという言い伝えから縁結びのすすきと言われている。

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あいにくの雨の降る中であったが、かきつばたは雨にもよく似合い、花が雨に濡れてかえって風情があった。

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写真展ご高覧ありがとうございました
2008/05/11(Sun)
5月11日(日) 写真展無事終了

今年も5月6日~11日まで第6回の「5人の写真展」を開催したところ、大勢の方々にご高覧いただき誠にありがとうございました。
お陰さまで、1000人を超す皆様に来ていただき感謝申し上げます。

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7、8年前から「写友クラブ」という会で、月に1回作品を持ち寄り、批評会を開きながら、年1回の作品展を開催しております。
写真は難しく、なかなかいい作品が出来ません。
年間数千枚撮った中で、満足のいく作品はせいぜい数枚です。
銀塩写真のころと違って、デジタルになってからは現像やプリントまで自分でできるので、面白いのですが、それだけに奥が深くなかなか思ったような作品が出来ません。
私は、山の写真を中心に出品していますが、山の写真は天候にも影響され、いいシャッターチャンスに恵まれることがなかなか少なく、何年やっていても難しいものです。

山と写真は、今後とも体力、財力?が続く限り趣味として続けていきたいと思っています。
まずは、お礼申し上げます。ありがとうございました。
皆様のご高評をお願い申し上げます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

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神々の座

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白き未踏峰

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タルチョはためく丘

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13座の仏塔

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長江大湾曲

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新緑の森

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春の訪れ

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夏雲わく稜線

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秋の装い

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雪原を行く

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御岳大展望:小秀岳
2008/05/06(Tue)

5月6日(火) 裏木曽の名峰:小秀山(1982m)

天気がよかったので、五月の連休最終日に、御岳の大展望で有名な裏木曽の名峰小秀山へ山行する。
今迄にも登ってみたいと思っていたが、上り5時間と行程が長く二の足を踏んでいた山である。
朝6時に名古屋を出発し、中津川ICを出て、下呂への国道を走り、舞台峠手前で乙女渓谷への道をとると、2時間ほどで到着である。
7:55乙女渓谷キャンプ場から二の谷の登山道へ入る。

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この二の谷は水量も非常に豊富で、渓谷には滝や淵が多く、変化に富んだ谷である。
数年前までは渓谷沿いの登山道が整備されておらず、なかなか難しいルートであったが、今は夫婦滝までは立派な桟道が整備され、とても歩きやすくなった。

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途中男滝、女滝二つの夫婦滝が遠く、高くに見え始める。

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ねじれ滝、和合の滝などの滝を見ながら、高度を上げて行くと、1時間少しで落差80mの立派な「夫婦滝」(男滝)に出る。

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ここからが本格的な登りになる。
谷筋を離れて、ひたすらの登りである。
尾根筋に出ると、アカヤシオが所々に咲き、新緑の山肌に彩りを添えている。

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尾根道を、木の根や岩につかまりながらの登りが続き、最後に「かもしか渡りの岩場」と名付けられた、垂直に近いいやな岩場を登り切ると、間もなく三の谷道との分岐に出る。
しばらくの登りで、頭上に大きく特徴的な兜岩が姿を現し、岩場を登り切ると兜岩の頂上に出る。
残雪を頂いた御岳の雄姿が初めて小秀山の後ろに姿を現す。

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前方には以前登った白草山や白山も見渡せる。
もうここからは大した登りもなく、1時間ほどの山上漫歩である。

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まだ残雪もあり、2,3のピークを登り下りして、12:05小秀山の山頂に到着する。
5時間ほどの登りを予定していたが、4時間少しで登ることができた。
山頂からの眺めは、予想にたがわず素晴らしいものであった。
すぐ眼の前には一点の雲もなく、御岳がすっきりと立っており、噴煙も見えるくらいである。
これほど素晴らしい御岳を眺められる山は他にはないであろう。

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御岳の左肩には北アルプスの笠ヶ岳方面、右手には中央アルプス連峰や南アルプスの一部も見え、素晴らしい展望を満喫することができた。

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山頂には5、6人の登山者が憩っており、今日はもうこれ以上は登ってこないようである。
昼食を食べ、しばしの憩いの後下山にかかる。
帰りは、三の谷道を下る。
こちらの道は三の谷沿いの尾根道で、ジグザグに切ってあり、大変歩きやすい道である。
途中ショウジョウバカマが頭を出し始めている。

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いい加減いやになるほど下り、やっと林道に出る。
林道を30分ほど歩いて、16時過ぎ乙女渓谷キャンプ場に戻ってくる。

長い行程を覚悟していたが、思ったより順調に歩くことができ、天候にも恵まれて御岳の雄姿を仰ぎ見ることもできた。
二の谷ルートは水量豊富で清冽な流れに沿って、いくつもの滝や淵が連なり、夏場に来ても涼しいいいコースである。
新緑も美しく、春の息吹きを感じた裏木曽の山旅であった。

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