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山遊人の徒然日記

山と写真をこよなく愛するおじさんのブログです。 山行記録や旅日記また花の写真などを中心によしなし事を載せていきます。 同好の方がみえましたらお立ち寄り下さい。
No  44

途中敗退の鈴鹿:竜ヶ岳

3月2日(日) 鈴鹿:竜ヶ岳(1,100m)で思わぬ雪のため途中敗退

暦はいよいよ3月、各地の梅の便りもチラホラと聞こえてくる心弾む季節の到来だ。

高気圧に覆われて天気がよさそうなので、急遽残雪の山を歩いてこようと思い立ち、鈴鹿の竜ヶ岳へと一人で山行する。
天気は、温かい絶好の登山日和である。
7時半前に宇賀渓へ着く。
駐車場には車が2、3台止まっているだけ。
少し前に着いた方はスキーを背負って出かけられる。 どこから滑るのだろうか。
今日は今までに登ったことのない中道を登ろうと、林道を歩き始める。

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雪は、このあたりからチラホラと現れる。
20分ほど歩いて、林道からつり橋を渡って中道登山道へ入る。

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途中の「五階の滝」のあたりまでは、昨日歩いたトレースがあり、比較的楽に歩を進める。

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だんだんと雪が深くなり、滝を過ぎて「魚止の滝」や砂山方面への道を分ける頃から踏み後がなくなる。
まったく踏み後のない中を、道を見つけながら膝まで没するラッセルである。
輪かんでも持っていれば、もう少し楽に歩けたのだろうが……

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堰堤をいくつも高巻いたり、足を踏み外して腰まで落ち込んだりして、えらく体力を消耗する。
歩くに従い積雪は更に深くなり、膝上までもぐる中をトレースをつけながら進むも、コースタイムの倍ぐらい時間がかかってしまう。
標高700mぐらいで既に10時に近い時間になってしまう。
予定ではそろそろ山頂に着いていなければならない時間である。
仰ぎ見れば、竜ヶ岳の山頂が真っ白に見えるも、まだ2時間近くかかりそうである。

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川原歩きから、尾根に取り付くあたりで傾斜が急になり、ついにここでギブアップ。
昼から予定があったので、残念ながら今日はここで引き返すことに決定。
30分ほど引き返した所で、やっと登ってくる人に出会う。
この方と話しをしたが、トレースが着いていたので楽であったということ。
輪かんを持っているので、もう少し行って見るということで分かれる。
その後、どこかの山の会の方々が10名くらいで登って見える。
もう少し後だったらこの後で楽だったろうと思いながら後ろ髪を引かれる思いで下山する。
途中には雪崩の跡もあり、気温が上がっていることがうかがえる。

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12時宇賀渓駐車場へ着き、振り返ると竜ヶ岳が青空に映えて聳えている。
返す返すも残念である。

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今日は予想外の積雪にえらく苦労をし、山頂まで辿り着くことができなく、一人でのラッセルの大変さを思い知らされた山行であった。
雪から足を抜くため膝を高くまで上げて歩いたために、家へ帰ると、久しぶりに太ももが痛くなってしまった。

これからだんだんと暖かくなり、残雪の山々が恋しい季節になる。
今度は充分な装備で春の山々を歩いてみたい。

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