fc2ブログ
今年一年お世話になりました
2007/12/31(Mon)

12月31日(月) 

年の瀬も押し詰まり、いよいよ今日は大晦日です。
今年一年My Blog をご高覧いただき、どうもありがとうございました。

少し時間に余裕が出来たので、今年の春からブログを立ち上げました。
自分自身の記録にしようと、思いつくままに載せてきましたが、こんなに大変だとは思いませんでした。
旅行や山に行った後、出来るだけ記憶の新しいうちにと、帰ってすぐに書こうと思うのですが、なかなかまとまらず、拙いものになってしまい、恥ずかしい限りです。
来年からはもう少しマシなブログにしていくように努力いたします。

今年は、今までにやれなかったことにチャレンジを開始した年でした。
いろいろとトライしてきましたが、結局山と写真だけが残りました。
山は学生時代にやっていましたが、仕事についてからはほとんど行くこともなくなりました。
しかし、50歳を過ぎた頃に健康などを考えて、またボチボチと一人で登りだしました。
数年前から仲間も出来て、誘い合って登るようになり、テント山行もできるようになりました。
特に、今年の春からは精力的に登りだし、数えてみると今年は延べ20日間も山に入っていたことになります。
来年も時間を作って、無理をせず、楽しい山行を続けて行きたいと思います。

最近は道具なども昔に比べて格段に進歩し、身体への負担がだいぶ軽くなり楽になりました。
中高年の登山者が増えているのも、こういったことが関係しているのかも知れません。
私も今年からダブルストックを使うことを覚え、ずいぶんと楽になりました。

今年いちばんの思い出は、中国雲南省への旅行で、チベットの梅里雪山を見ることができたことです。
6000mを越す峰々は、日本の山とは全く違った印象を強く受けました。
まさに、神々しき近寄り難き神々の山と言うべきものでした。
今度は、ヒマラヤの山も見てみたいものです。

写真のほうも仲間が出来、月1回集まって、作品の批評会をしながら、一年に1回写真展を開催しています。
なかなか腕は上達しませんが、自己満足で続けていこうと思っています。

新しい2008年が皆様にとっていい年でありますようお祈り申し上げます。
来年もよろしくお願い申し上げます。

この記事のURL | 歳時記 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
初冬の藤原岳
2007/12/16(Sun)

12月16日(日) 鈴鹿:藤原岳(1165m)

2、3日前から強い冬型の天気となり、遠くに見える鈴鹿の山々がうっすらと雪化粧した。

雪の藤原岳で遊んでこようと、仲間2人と、7時に名古屋を出発する。
8時10分藤原岳登山口の駐車場に着く。既に15、6台先客の車が駐車している。
さすがに、藤原岳は冬でも人気のある山である。
表道(大貝戸道)を登り始めるも、途中みぞれが降ってきたりして、天候が心配される。

11時8合目の分岐点に到着する。少し休んでいると、さすがに寒い。
ここから本格的な雪道である。安全のためここでアイゼンをつける。
10cmぐらいの積雪の中、急坂を登り、藤原避難小屋へ11時に到着する。
やや曇っているが、藤原岳がよく見える。

IMGP1266.jpg

小屋の中は、10数人が食事を取っており、満杯状態である。
ラーメンと、仲間が持ってきたおでんを食べ、冷えた身体を温める。
昼食後、雪の積もった稜線を北へ辿り、最高峰天狗岩(1165m)へと向かう。
稜線はさすがに風が強く、寒いが、雑木林の中に入ると風が避けられ、雪のついた静寂の森である。

IMGP1267.jpg

だんだんと青空も見え始め、北には白く雪化粧した伊吹山が、聳えている。

IMGP1280.jpg

天狗岩からは、南に藤原岳、竜ヶ岳、北には御池岳が指呼の間である。

IMGP1275.jpgIMGP1282.jpg

天狗岩のあたりは、気温が低いのか、木についた雪が樹氷のようで、太陽にキラキラと輝き、とてもきれいである。

IMGP1272.jpg

展望を堪能し、12時25分、下山にかかる。
8合目からは裏道(聖宝寺道)をとり、15時駐車場へ無事下山する。

もう少し雪が多いのかと、期待していたが、本格的な冬は、まだまだこれからのようである。
藤原岳は毎年のように訪れるが、早春の福寿草の頃はすごい人で、すれ違いが出来ないほどの人気の山である。また、麓の聖宝寺の紅葉の頃もなかなか捨てがたいものがある。

学生時代に山を登り始めた頃から数えると、いちばん回数を多く登った山ではないだろうか。
山頂付近が笹に覆われ、ゆったりとしたおおらかな感じで、大好きな山の一つである。
名古屋から1時間半ほどで来ることができ、手軽に冬山気分も味わえるいい山である。
これからも四季を通じて、楽しませてくれる山であってほしい。

  山遊人

この記事のURL | 山行 | CM(1) | TB(0) | ▲ top
| メイン |