中国雲南省の旅(8)
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2007/10/23(Tue)
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雲南アルプス二大名峰と秋のシャングリラハイキングの旅(8日目) 予定通り午後1時50分無事セントレア到着。 雲南の旅で出会った人々 終わりに 今回初めてツアー旅行に参加したが、いろいろな体験ができて面白い旅行であった。 今いちばん印象に残っているのは、なんと言っても梅里雪山の雄姿である。 6000mを越す山々の姿は、日本では見られない、素晴らしいものであった。 ヒマラヤからチベットを経て続く、山脈はまさに世界の屋根にふさわしいものである。 何か近寄りがたい荘厳さを感じさせるまさに”神々の山々”である。 もう一つ、中国という国の一端をのぞくことができ、その大きさを肌で感じることができたこともいい体験になった。 中華料理があまり得意ではないので、行く前には食事を心配したが、思っていたより淡白な料理も多く、なんとかおいしく食べることが出来た。 やはり山の奥なので、野菜類が多かったからだろうか。 今回の旅行で中高年の皆さんが大変元気に世界を飛び回って見えることを知った。 ほとんどの方が世界の隅々まで回り、旅行を楽しんでみえるようである。 世界には知らないところや体験しないと分からないところが沢山ある。 今までほとんど海外旅行などしたことがなかったが、これから機会を見つけて、いろいろなところへ行ってみたいものである。 そのためには、毎日を元気で健康に暮らすことに心がけたい。 特に、ツアー旅行は一日の日程がフルに詰まっており、移動も多いので体力がないとついていけない。 最後に今回の旅行を企画していただいた旅行社と添乗員の山田さんに改めて御礼をいいたい。 旅行が楽しくなるかどうかは添乗員さんの熱意にかかっていることがよくわかった。 参加された皆さんからの評判も大変よかった。 どうもありがとうございました。 |
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中国雲南省の旅(5)
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2007/10/20(Sat)
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雲南アルプス二大名峰と秋のシャングリラハイキングの旅(5日目)
10月20日(土) 徳欽~明永氷河乗馬ハイク~徳欽 旅も今日から後半である。 朝目が覚め、期待して窓を開けると、外はまたまた雨。 梅里雪山は雲の中で影も形も見えない。残念無念。 でももう一日ここで泊まるので、明日に期待しよう。 今日はゆっくりと10時頃出発する。 梅里雪山から流れ下る氷河を見に、明永村へ下る。 途中チベットへ続く道とわかれる。下にはメコン川上流瀾滄江が流れる。 明永村ではこのあたりに暮らすチベット族の民家を見せてもらう。 昼食後いよいよ明永氷河乗馬ハイキングである。 階段の道を上がり展望台に着くと、世界でも珍しい低緯度にある氷河が目の前に飛び込んでくる。 表面は黒く汚れているが、まさしく氷河である。 更に上にも展望台があったのでそこまで登ってみる。 まさに、氷河の真下である。 残念ながらガスで山は見えなかったが、青白く輝く氷河が周囲の紅葉と対照的である。 帰りも馬で下山する。この頃はだいぶ馬にも慣れてくる。下まで降りて下馬すると、馬は町の中を通って勝手に我が家へと帰っていく。えらいものである。 乗馬ハイキングに堪能して、徳欽のホテルへ帰る途中から天気が回復し、待望の梅里雪山が姿を現す。 夜は月も出て、星も沢山瞬いている。明日の朝が楽しみである。 |
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中国雲南省の旅(4)
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2007/10/19(Fri)
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雲南アルプス二大名峰と秋のシャングリラハイキングの旅(4日目)
10月19日(金) シャングリラ~碧塔海・属都湖~徳欽 今日も朝のうちは雨模様である。 国立公園「属都湖・碧塔海」でハイキングの日である。 エコバスに乗り最初に属都湖へ向かう。あいにくの雨の中をハイキングし、次に碧塔海へ着く。 ここは、日本で言うなら尾瀬と上高地を足したような所で、海抜は3700m近くある。 遊覧船も出ており、半数近くの人がそれに乗って湖上からの景色を楽しんだ。 移動の途中のバスの中から見えた草原に馬がのんびりと草を食んでいる風景は、まさに桃源郷の趣であった。 ここでは、周囲の木々にサルオガセがびっしりと絡みついている。 日本ではサルオガセが寄生すると、その木は枯れてしまうが、ここではそうでもないらしい。 紅葉の名所であるが、まだ少し早く、雨も激しくって降ってきたので、木道を黙々と歩く。 途中ではリスも姿を見せ、人になついているのか逃げないでいつまでもいる。 午後からはいよいよバスで4200mの峠を越えて、梅里雪山を望む徳欽という「町へ向かう。 途中道は山また山の秘境へと続いていく。 途中で出合った徳欽からシャングリラを経て昆明までの寝台バスと現地ガイドさん。 雲南アルペンルートを北上し、長江(揚子江)上流の金沙江が大きく湾曲する金沙江”月亮湾”が望める峠へ。 曼荼羅や仏像が沢山ある。 まだ年若い修行僧が沢山生活している。 このあたりの人々の信仰心の篤さがしのばれる。 バスはどんどん高度を上げ、夕闇の中を4210mの白茫峠を越え、今宵の宿泊地である徳欽(3400m)郊外のホテルへ21時半頃やっと到着する。長い一日であった。 |
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