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雨の休日
2007/09/30(Sun)

都合により、こちらへ移転しました。
今まで同様よろしくお願いいたします。

頑張って載せていきます。


せっかくの休日なのに、昨日、今日と、雨の降る天気が続く。
こんな日は家でじっとしているしかしようがない。
今日読んでいた「藤沢周平」の本の中に心に残る言葉があった。

 「周平独言」より
「私は所有する物は少なければ少ないほどいいと考えている。
物をふやさず、むしろ少しずつ減らし、生きている痕跡をだんだんに消しながら、やがてふっと消えるように生涯を終えることが出来たらしあわせだろうと時どき夢想する。」   ”書斎のことなど”                       

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秋空の甲斐駒ヶ岳
2007/09/22(Sat)
9/22(土) 

明日は、秋のお彼岸の中日である。まずは、こうして健康で元気に山へ行けることを、ご先祖様に感謝したい。
またまた山へ出かけてしまった。今週3度目の山行である。我ながらよく行くものだとあきれ返っている。
今回は、秋空を求めて南アルプス甲斐駒ヶ岳へと、仲間と3人で日帰りで出かけてきた。
朝3時に名古屋を出て、戸台の仙流荘バス停へ6時前に到着。
すでに、沢山の車が入っており、駐車場はほぼ満車状態。さすが連休である。
6時発の北沢峠行バスも5台ほど出ただろうか。
7時前に北沢峠に着いたが、広河原からのバスも到着して、人で一杯。
山小屋はどこも予約のない者は泊まれない状態である。
朝食を食べ、7時過ぎに双児山コースを登りだす。
原生林の中を1時間半ほどで稜線に出る。
素晴らしい晴天のもと、仙丈、北岳などが、くっきりと青空に聳えている。

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駒津峰を経て甲斐駒ケ岳 双児山を過ぎ、2時間半ほどで駒津峰へ到着。
少しガスが出始めたが、摩利支天を従えた、甲斐駒が行く手に聳え立つ。     

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甲斐駒ヶ岳の雄姿 六方石を通り、分岐からは稜線通しの道をとる。
あえぎながら岩をよじ登り、11時過ぎやっと頂上(2967m)に到着。
風もなく、視界はよくきいたが、ガスが立ち始め遠くの山は雲海の中。
でも雲の中から北岳の三角錐がスックリと頭を出し、鳳凰三山のオベリスクが、雲間に浮かぶ姿は、感動的であった。

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雲の間に鳳凰三山が顔を出す

1時間程昼食を採っている間に、登山者が頂上から青空に凧をあげていた。

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駒ケ岳山頂での凧揚げ


帰りは、巻き道をとり、駒津峰からは仙水峠への道を一路下山する。
午後4時のバスに間に合うために、かなり飛ばして下ったので、膝がガクガク。
北沢駒仙小屋前のテント場には、すごい数のテントが張られていた。
何とか3時40分頃北沢峠に到着し、無事にバスに間に合い下山する。
今回の山行は、素晴らしい天気に恵まれ、やはり山は天気が一番だと実感した。
秋の紅葉にはまだ少し早かったが、上の方ではナナカマドなどの紅葉が始まっていた。
10月中旬頃には素晴らしい紅葉が向かえてくれるであろう。

山遊人
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トトロの世界の尾高山
2007/09/19(Wed)
9/19(水)
山の教室の山行で、信州南アルプスの前衛”尾高山”へ行く。
前日が絶好の天候であったので、晴天を期待していたが、あいにくの曇り空。
バスの中で地図の読み方などの講義をうけながら、シラビソ峠までは、約3時間で到着。
最初のカラマツ林を抜けると、シラビソ、トウヒなどの原生林が続く中をゆるやかに登る。

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南アルプス特有の倒木などの苔むした森にガスが立ち込め、幻想的な雰囲気の中歩を進める。
どなたかが言っていたが、まるで”トトロ”の世界。
こういう雰囲気には、ガスの中の方がかえっていいのかも知れない。

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2時間程歩いて2212mの山頂へ到着。
シラビソなどに囲まれて、展望はまったくきかない。
少し先の展望地からも残念ながら視界なし。
晴れていれば、南アルプスの赤石岳、荒川岳などの眺めが素晴らしいのだが……

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1時間半ほどで下山し、飯田で風呂に入って帰名する。
今回の山の教室は、これで3ヶ月の講座が終了した。講師の先生方の熱心なご指導で、いろいろと教えていただいたことが多かった。
今まで我流でやっていたが、地図の読み方、天気の予報等々これからの山行に役立てていこうと思う。
今回は一眼カメラを持って行かなかったので、写真が汚くてゴメンナサイ。



山遊人

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秋近い八ヶ岳
2007/09/17(Mon)

9/17(月)
8月から山行をしていなかったので、最近ウズウズしていたが、台風や秋雨前線の影響でなかなか出かけることができなかった。
三連休を迎え、最終日に急遽日帰りで八ヶ岳へ行くことにする。


名古屋地方では雨が続き、天候はがあまりよくなかったが、朝5時名古屋を経って8時に美濃戸口到着。
行く途中では、八ヶ岳連峰が朝の光にシルエットで浮かび、今日は天気がいいかも?と期待を抱かせる。
南沢から行者小屋へ入り、赤岳から阿弥陀岳へ登り、御小屋尾根を下る予定。
3時間ほどで行者小屋へ着くも、尾根筋はガスの中、風が強く昨日小屋で宿泊した人はほとんど早々に下山してくる。
小屋前で休憩しているときに、一瞬ガスが切れ、青空をバックに横岳の大同心が見え、稜線に出る頃には、天気が良くならないかなあ、と希望的観測。

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一瞬横岳大同心が顔を出す

しかし、地蔵尾根を登り、稜線に立つと、ものすごい風とガス。展望はまったくきかない。
12時赤岳頂上に到着するも、ガスで何も見えない。


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赤岳山頂小屋はガスの中

早々に下山し、中岳をを超えて、阿弥陀岳へ向かう。途中ガスが切れ、赤岳が顔を見せるも、2,3分後にはガスの中。


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ガスが切れて赤岳が

阿弥陀岳へのコースでは、我々のほかには、まったく人に会うことはなかった。
14時過ぎ阿弥陀岳へ到着。展望なし。


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阿弥陀岳山頂

長い御小屋尾根を下山にかかる。
最初のうちは急角度に下りてゆく。
登りにとったらシンドソウ。
この御小屋尾根は、石楠花が非常に多い。満開の頃には素晴らしいだろう。
いい加減いやになるほど歩いて16時30分美濃戸口着。
久しぶりの山行で膝がガクガク。
秋には少し早く、お花はトリカブト、アイキノキリンソウぐらいであまり咲いていなかった。
もう少しすると紅葉が素晴らしい季節を迎える。
天候はよくなかったが、久しぶりの山行に満足満足。

山遊人

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