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山遊人の徒然日記

山と写真をこよなく愛するおじさんのブログです。 山行記録や旅日記また花の写真などを中心によしなし事を載せていきます。 同好の方がみえましたらお立ち寄り下さい。

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湖東の山城に登る:繖山・安土山

2023年9月25日(月)

湖東:繖山(きぬがさやま)(432.6m)・安土山(198m)

所属山岳会の例会で、3人の参加を得て、滋賀県の琵琶湖東岸にある「繖山」と「安土山」に山行する。
山城シリーズ山行の第3回目である。
kinugasayamamap.gif
【地形図】:八日市(1/25000)

【コースタイム】
安土城址駐車場(9:10)~北越峠(9:24)~繖山(10:38)~観音正寺(10:54/11:00)~観音寺城跡(11:07)~桑実寺(11:27/12:00)~安土城址駐車場(12:39/45)~安土山(13:07)~総見寺跡(13:20)~安土城址駐車場(13:45)

kinugasayama.gif

【天気】 晴れ



午前6時半過ぎに集合し、東海環状道の大安ICからR421を走り、石榑峠を抜ける。
滋賀県側の愛知川ダム河畔を走り、八日市ICを通って、午前9時前に安土城址駐車場へ着く。
現地の天気は、風もなく暑くなりそうである。
準備をして、9:10、車道を少し歩いて繖山を目指す。。


北越峠の登山口から繖山登山道に入る。


竹林の中を登っていく。


すぐに尾根に取り付き、木の階段の多い道を高度を上げていく。
2か所ほど急坂を登り、10:38、二等三角点の「繖山」山頂に着く。


山頂の木の間から近江富士の「三上山」が見える。


山頂から少し下っていくと「観音寺城址」の石垣が残っている。


左に折れて、西国三十三ヶ所32番札所の「観音正寺」に立ち寄る。


本堂前からは湖東平野が見下ろせる。


元の道に戻り、少し歩いていくと「観音寺城」本丸跡に出る。
観音寺城は戦国時代近江の国の守護「佐々木六角氏」によって繖山山頂に建てられた山城である。


本丸跡から階段状の道を「桑実寺」に向けてグングンと下っていく。
20分ほどジグザグの道を下り、11:27、桑実寺に着く。
拝観料300円を払った後、本堂横のベンチで昼食を食べる。
昼食後、十二神将などが安置された本堂内を拝観する。
拝観後、モミジの木が茂る石段の続く道を下る。


15分ほど下り、やっと山門に出る。


右に折れて、「安土文芸の郷公園」への道を歩いていく。
振り仰ぐと、登ってきた繖山が青空に聳えている。


車道に出て、JRをくぐり、12:39、安土城址駐車場へ戻る。
車に荷物を置いて、安土城址を見学する。(見学料700円)


段差のある石段の続く道を登っていく。


石段の両横には羽柴秀吉や前田利家の屋敷跡がある。
20分ほど上り、本丸跡を通って織田信長の夢の跡、天守閣があった安土山山頂に着く。


山頂からは、眼下に西の湖が広がって見える。
帰りに織田信長墓所に立ち寄り、少し下って織田家の菩提寺「総見寺」跡に出る。
立派な三重塔が建っている。


約1時間ほどかかり安土城址駐車場に戻ってくる。
車に乗り込み、近くにある西国三十三ヶ所31番札所「長命寺」に立ち寄る。
808段の階段が続く参道があるが、階段上りに疲れてしまい、今回は車で山門前まで上る。
少し階段を上がると、赤い三重塔と本堂が建っている。




本堂脇には、三高ボート部の「琵琶湖周航の歌」の歌碑が建っている。
歌詞の「西国十番・・・・」は何故間違えたのだろうか?


本堂前からは琵琶湖が望まれる。


参拝後、車に乗り込み、八日市ICを通り、R421から大安ICに出る。
東海環状道、東名阪道を走り、午後5時前に名古屋へ帰る。



今日は山城シリーズ山行で、佐々木六角氏の居城があった繖山へ登った。
400m以上の繖山山頂へ築かれた城跡は、まさに山城にふさわしいものであった。
その後いった安土城址も石垣しか残っておらず、まさに織田信長の夢の跡が偲ばれた。
湖東地方は歴史的な遺跡が多く、これからも山行を兼ねて訪れてみたい。
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